【動画】新型車両「あかまつ」「あおまつ」で観光客呼び込め/北近畿タンゴ鉄道=戸村登撮影 |
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【洲之内智、小河雅臣】第三セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR、京都府福知山市)が、古い車両を遊び心たっぷりのデザインでリニューアルし、14日から運行を始める。赤字経営から抜け出そうとこれまでも様々なアイデアを講じてきたが、どれもいま一つ。国際的な車両デザイナーの力を借り、起死回生を狙う。
5日、同市内で内覧会が開かれ、新デザインの観光型車両2台がお披露目された。日本三景・天橋立(同府宮津市)の松林をモチーフに、それぞれ赤色と青色に塗り分けて「あかまつ」「あおまつ」と名付けた。
海側に面したカウンター席や、ゆったりしたソファ席など思い思いの座席でくつろげる。本棚には童話や地元の民話などを並べる。特産の絹織物「丹後ちりめん」などの工芸品を紹介するショーケースも設けた。
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朝日新聞社会部