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【大リーグ】

球児、3失点も新守護神へ マーマル失格で

2013年4月8日 紙面から

◇ブレーブス6−5カブス

 カブスの藤川球児投手(32)は6日、敵地アトランタでのブレーブス戦に5−1の8回から3番手で登板し、1イニングを4安打3失点、1四球。メジャー3試合目の登板で初めての乱調だった。

 ワンバウンドのフォークに手を出してもらえず、カットボールもストライクが入らない。藤川は先頭打者から3連打を浴びるなど、4安打のうち3本は外寄りの直球を狙い打たれた。「先頭のヒットで後が苦しくなった。打者に力量がある。やはり難しい」。時事電などによれば、藤川は渋い顔で「これもいい経験。自分を磨いていくしかない」と必死に前を向いた。

 試合は9回に守護神カルロス・マーマル(30)がアップトン兄弟に同点とサヨナラのソロアーチ2発を浴び、カブスが5−6と逆転負け。今季は登板3試合でいずれも失点を喫し、防御率は27・00となった。スウェイム監督は「これからきっちり(他の首脳陣と)話し合う」と抑え交代を示唆。「藤川も苦しんでいた。フォークの切れがなく、何もできなかった。(中継ぎの)キャンプやラッセルも(抑えの)選択肢になる」と苦悶(くもん)の表情を浮かべていたが、一夜明けた7日に守護神として藤川を指名した。

 「もし8回をきっちり抑えていれば、マーマルも楽だったはず」と唇をかんだ藤川。新抑えとして結果を出すしかない。

 

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