株価でスカートの長さが変わる“景気応援”アイドルユニット「街角景気☆JAPAN↑」が7日、東京・秋葉原の常設劇場「P.A.R.M.S」で、前代未聞の「スカートなし」デビューを飾った。
「日本の景気とミニスカートは密接な関係にある!」の仮説を元に結成された4人組のアイドルユニット。平均株価によって「ミニ」(1万2000円〜1万2999円)「ミドル」(1万円〜1万1999円)「ロング」(9999円以下)とスカートの丈が決められており、1万3000円を超えると「スカートなし」。1万4000円台で「アルティメット」バージョンが公開されていた。なお、最近の株高を受けて「激上げスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」(1万5000円〜)が追加されている。
ユニット発足当初の3月末から株価は1万2000円台を推移していたが、5日になって急騰。一時は4年7か月ぶりに1万3000円台を回復した。後場になって伸び悩み1万2833円64銭で取り引きを終えたが、「株価1万3000円台回復」として「スカートなし」でのデビューを予告していた。
メンバーは現役東大生・桜雪(20、スチームガールズ)、森カノン(23、アリス十番)、黒木ひなこ(16)、天木じゅん(17)。現在、高校生の黒木と天木は「ぱー研!」研究生だが、この日がステージデビュー。4人は「スカートなし」の姿で登場、アベノミクスをもじったファーストシングル「アベノ☆MIX」「景気イイのだっ!」(4月17日発売)の2曲を披露した。ステージ終了後の握手会を兼ねたグッズ販売、チェキ撮影も「スカートなし」で行われた。
初のステージを終えたリーダー・桜雪は「街角の景気感を盛り上げるユニットとしてデビューしました。アリス十番の森カノンさんと、初めてライブを経験するメンバー2人を加えてステージに立ったんですけど、お客さんも盛り上がってくれました。このまま活動を続けて、この調子でみんなを盛り上げていきたいです」と意気込んだ。
また、黒木ひなこは「憧れのステージに立つことができました。前の晩から緊張していましたが、ステージに立った瞬間、たくさんの人とたくさんの視線がうれしくて緊張が吹き飛びました」、天木じゅんは「ファンの方たちが暖かく見守ってくれて、楽しく初ステージを迎えることができました」とステージデビューの感想を語った。
ちなみに、身近で感じた景気上昇について桜雪は「近所の百貨店の食品売り場で行列ができるようになったのを見て、民間レベルで購買活動が活発化、景気が上がっているなって思いました」、森カノン「常設劇場の集客が一時的減ったりして不安でしたが、最近はお客さんの数(入場者)が増えてきました。これからもどんどん増やしていきたい」、天木「電車の中のサラリーマンやOLさんが生き生きしている」、黒木「帰りの電車に飲み会帰りのオジサンが増えている」と、それぞれ独自の“景気動向の分析”を明かした。
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