オセロ中島知子の洗脳騒動が再燃する中、漢字違いの同姓同名、しかも同い年の女優・中嶋朋子（４１）は、洗脳とは無縁の生活を送っている。

　中嶋は１日、Ｊリーグ創設２０周年を記念して製作された短編映画「旅するボール」の完成披露記者会見に出席。同作はＪ１・ベガルタ仙台のホームタウン、仙台が舞台で、東日本大震災で家と仕事を失った父を喜ばせるため奮闘する少女の姿を描いている。

　フジテレビの名作ドラマ「北の国から」シリーズの蛍役でブレークした中嶋は、昔より露出が減っているイメージもあるが、オセロ中島のように引きこもっていたわけではない。「１９９８年に６歳年上のヘアメークアーティストと結婚し、同年に長男を出産した後は、子育て中心の生活を送っていただけ」とは芸能プロ関係者だ。

　昔は多くの男優と浮名を流し「恋多き女」と言われたこともあったが、子供ができてからはすっかり落ち着いたという。

「朝早く起きて子供の朝食を作り、学校に送り出す。仕事はその合間にできる範囲でやっていたので、露出が減った印象があったのでは」（前同）

　ただ、今では子供も中学生になり、最近再び女優業に力を入れ始めた。

「今年公開の映画『東京家族』にも出演していたし、他にナレーションや朗読の仕事も多い。でも夫の収入も十分にあるから、中嶋は主婦業と両立できる範囲で無理なく仕事をしている。今回の短編映画もその仕事の一環でしょう」と同関係者。

　同作で少女の母親役を演じ、中嶋は「Ｊリーグ２０周年と聞いたが、私の中ではＪリーグって当たり前のようにあったものなので『まだ２０年』という感じ。これをきっかけにＪリーグの試合に通えるようになりたい」と話した。今の生活ペースなら、本当に試合会場に現れるかも。