挑戦者は格下とあって、興毅(右)は自信満々の表情だ【拡大】
「3」「5」「8」「10」。ラウンド数を記したボードを持つ4人の金髪スーパーモデルがほほ笑む。その中央で仁王立ちする興毅が鍛え抜かれたボディーを浪速のファンにお披露目した。
「3、5、8、10。そのどれかでKOするよ。その4つのラウンドのどれかで倒したらすごいんちゃうの?!」
過去には「2分以内にKOする」と宣言したことはあったが、ここ最近はビッグマウスを自粛していた。そんな興毅が6度目の防衛戦を前に、もう一皮むけるべくKO予告を解禁した。
この試合では興毅のスポンサーでもある高級時計ブランド「ガガミラノ」のスーパーモデルたちがラウンドガールを務める。「海外のトップモデルやし、ファッションショーみたいになってしまう」とニヤリ。試合内容でリングの主役は誰かを証明するつもりだ。
「ここまで最高のコンディションをつくれたので、最高の試合を見せたい」
計量ではリミットちょうどの53・5キロで一発パスした。調子のよさを裏付けるかのように舌も滑らかだ。栄養ドリンクをゆっくりと体に流し込みながらV6戦をイメージした。
試合翌日の8日には東京でWBC同級王者の山中慎介の防衛戦が行われる。実現が期待される統一戦について興毅は「タイミングがあえば」と意欲をみせる。3試合ぶりのKO勝利で、さらなる頂を目指す。(玉木充)
(紙面から)