パンスターズ彗星:望遠レンズで撮影、淡い尾確認
毎日新聞 2013年03月13日 20時53分(最終更新 03月13日 21時49分)
太陽に近づいて観測の好機を迎えたパンスターズ彗星(すいせい)が13日午後6時ごろ、東京都江戸川区の荒川河川敷で観測された。肉眼では見えなかったが、望遠レンズで撮影すると、淡い尾が伸びる彗星の姿が確認できた。
彗星は、東京スカイツリーの傍らで10分程度輝く姿が見られた後、低い雲に隠れた。海王星より遠くから来たと考えられ、10日に太陽に最接近した。日の入り後の西の空で見られ、3月下旬から4月上旬までは、日の出前の東の空でも観測できる。【手塚耕一郎】