データ消去の悲劇と回避
活動報告を見ると、たまに「○○文字書いたのに消えた!」というようなことを書いている人を見かけます。
最近は原稿用紙ではなく、パソコンで書くことが多くなりました。プロットを考えるときは不便なことがありますが、本文を書く際にはパソコンのほうが早いということが多いですからね。多くの人に発信できるし、保管も楽ですし。
ただ、紙と違って、パソコンで入力したデータは、保存しないまま消してしまうとそのままなくなってしまいます。
特にネット上で投稿しようとしたものが、うっかり窓を閉じてなくなってしまった……ということはよくあると思います。長文になればなるほど、消えたときのショックが大きいですよね。
書いていた文章が一瞬にしてパーになる事象がありえるものを列挙すると、
・ネット上で書いていて、間違ってブラウザバックしたり、別のサイトへリンクしてしまう(キャッシュが残らず消滅)
・ネット上で書いていて、間違えて窓を閉じてしまう
・書いている途中で停電、あるいはバッテリーが無くなる
・サイトのサーバーエラーなどで消滅
まず、よくあることが、例えば投稿フォームで文章を作っているなど、ネット上で書いていて何らかの原因で消してしまうこと。
ブラウザバックやリンクで別のページに飛ぶと、戻ったりするときに(フォームの性質で)文章が消えていたり、タイムアウトでフォームに移れなかったりすることがあります。
その防止策のひとつとして、「高機能執筆フォーム」を使用することが挙げられます。別の窓で開きますし、間違って消したりバックしたりしても、最悪コピペで戻せばいいのです。
ただこの高機能執筆フォーム、使っていて別の窓で他の小説の書こうとしたとき、その別の窓で書いた小説に、間違って上書きされてしまう可能性があるため、同時に2つ進めたいときなどはあまり便利ではありません。
もう一つ、メモ帳やワードなどのテキストエディタで書いておき、それをコピペして投稿する、という方法もあります。これはネットブログを書く際にも使うことができるので、長文を書く際には利用してみるとよいと思います。
ただ、どうしても停電などは予測できません。ノートパソコンなら停電しても、バッテリーがあれば続けられるのですが、どちらにしろこまめな保存というものはしたほうがいいでしょう。
また、サイトのサーバー上にアップしていても、そのサイトが何らかの事情で閉鎖したり、エラーで消えてしまう可能性も考えられます。
やっぱり一番は、USBメモリなど、自分の責任で保存できるところにこまめに保存することですね。長文を書く人は、こまめな保存を忘れないようにしましょう。
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