完璧な腕立て伏せのコツとやり方

2013年4月 6日 22:30

完璧な腕立て伏せのコツとやり方


腕立て伏せは誰にもおなじみの運動ですが、フォームがあまりきれいでない場合も見受けられます。そこで、「正しい腕立て伏せ」のやり方を紹介しましょう。

腕立て伏せは、体全体を使う機能的運動で、ベンチプレスと同じように筋力をつけるのに適しています。さらに、自分の体重を利用するボディウェイト・エクササイズであり、体幹を鍛え、下半身を引き締める利点もあります。

どこでもできる運動であり、さまざまなバリエーションも楽しめます。さぁ、「完璧な腕立て伏せ」に挑戦してみましょう。


腕立て伏せの基本

  1. 両手をついて(肩幅よりやや広め、肩の真下に手を置く)、体を一直線にします。爪先を床につけて、下半身を安定させます。腹筋と背筋を使って、まっすぐな姿勢を保ちましょう。厚い板(プランク)のようにフラットにするという意味で、これを「プランク・ポジション」と呼びます。

  2. 130406perfect_push-up_2.jpg


  3. 体を下げていきましょう。背中を伸ばし、1メートルほど先を見て、首をまっすぐ伸ばしたまま、胸が床に触れるか触れないかというところまで持っていきます(注:床に触れるまで下げないと本当の腕立て伏せではない、と言うエキスパートもいます)。下がり切るまで、お尻が凹んだり突き出したりしないように。終始、頭から足先までまっすぐに保ちましょう。肘を体のすぐ脇に保ちながら、肩甲骨を後ろに引くようにして体を下げていきます(体が一番下まで降りた時、上腕が45度になるように)。

  4. 体幹をしっかり引き締め、息を吐きながら、できるだけ勢いよく(ただし床から手足が浮かないようにして)最初のポジションに戻ります。これで1回。回数は10~20回でもいいし、フォームを崩さずにできるならもっと増やしてもかまいません(お尻が下がらないように注意しましょう)。
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