福島第一原発でまた…別の貯水槽からも汚染水漏れ(04/07 11:54)
福島第一原発の貯水槽から汚染水が漏れた問題で、新たに別の貯水槽からも汚染水が漏れていることが分かりました。
東京電力の会見:「通常時と比べれば検出は明らか。(新たな貯水槽から)漏れていると考える」
福島第一原発の敷地内には汚染水を貯める貯水槽が7つあり、そのうちの3つに汚染水が貯められています。5日深夜、そのうちの1つから漏れているのが発見されたため、使用していない貯水槽に移送が始められましたが、7日未明になって別の貯水槽からも汚染水が漏れているのが新たに見つかりました。推計で167トンの汚染水が漏れるとみられていますが、さらに増える恐れがあります。いずれも800メートルほど離れた海には達していないということですが、これからの雨の季節を前に、汚染水対策がさらに厳しい状況になっています。