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●2007.07.06

生まれる





記念すべき7月4日はお店を回って生放送でとあっというまに1日終わったなー。帰りの電車でメンバー4人だったんですが、今日はせっかくだから4人で呑もうかー!なんてことには全くならない僕らはみんなすぐバラバラに(つれないねぇ笑)
だったもんでうちのこの猫と呑んでたよ、の画。
酒ばっか呑んでるな俺。この前テレビで誰かが人間はどうあがいても過去の罪悪感をもって生きていて、そう簡単にそれを忘れれるもんじゃない、簡単に忘れられたら人は酒なんていらないって言葉に共感しちゃったよ。
テレビといえば(最近結構見る、別になくても全然生活できるけど)その生きる的な話で
人は何故死ぬのか
っていう番組があった(後ろ向きな話じゃないですよ)。医学的というか進化論的な話でね。

繰り返し生まれる細胞の形成の中にそれができなくなるという遺伝子があるんだとさ。要は人間は進化するようにプログラムされて生まれてきた。それが進化にとって必要だったんだね。つまり進化する為に人間は生を終える。
ちなみに余談だけど死が生まれたのは男と女に性が分かれた時(性の発生の時)なんだと。なんだかすごいね。意味があるんだろう。
宇宙の大輪廻ってものの一部に地球があってその一部に人間という生物があってそうゆうふうにみたら小さな輪廻がおっきな輪廻を形成しているんだな。
果たして死はネガティブか。いや違う。
人間が死を考えることは死ぬ為じゃない、生きる為だ(某哲学者より)。
感動することっていつかはなくなるものだからこそ感動したりするし。前、花屋の人が、枯れるから花は綺麗、といってたのがよくわかる。人間と時間軸違うから見えてくるもの。教えてくれるもの。ペットもそうだろうし(あぁ、実家の猫に会いたくなった、笑)。

って何がいいたいかって、例えば(いや、例えばね)ジミヘンがずっと生きてて今もいたら音楽は輪廻(あえてこの言葉を使いましたが)してるかってこと。掘り下げると、それだけじゃなくそれぞれの時代、国、人が欲した、もしくはその時代故生まれてきた音楽が今も現代にあったら表現というものは発展したかな。と、考える。
きっと同じ物になってしまうんじゃないかな。人間が不老不死ならきっと芸術も学問も科学もそして音楽も進んでない。ってことは昔を知るってことは新しいものを知ろうとするってことなんじゃないかな。人間はおっきくみても1日いや1分でみても変化を繰り返す、永久なものは死をもって生まれてくる。そう、死は生なんだよ。

僕らの描く音楽はこれまでの音楽の歴史をなくしては有り得ない。地球全体でみたら人間は音楽だけじゃなく各方面確実に発展(音楽だと時代の中での表現方法って点でね、幅っていうと語弊かもしれないけど)してると思うよ。よく昔を懐かしむ人もいるけどそれってじゃあ今のアナタはなんですか?それこそ生きれてないじゃん!ってことになるし、僕はどうあれ今が一番輝いていたいと思うよ。それって進化だと思うのさ。いっとくけど進化って過去の素敵な部分を吸収した上でそこは消えないで次にいくことだと思う。そしてそうじゃない見せかけのもんって水モノだと思うんさ。音楽だけじゃなくね(もうわかってもらえますよね?笑)、何から影響をうけるかは例の(前かきこみ)応用する力を磨くことだけど。

だから、
小さな輪廻かもしれないけど僕を形成するためにそしてこれから進化してくために、周りにそのとき居た音楽に感謝して、自分がそうだったように、大切な感情や感性をもらったように生かせてくれたように、時に救い、時に泣かせ、そうゆう風に誰かを感動させる音楽をやっぱ造りたいんです。恩返しっていうと甚だしいかもだけど。
せっかくメジャーデビューしたんだ、僕は生きていたい(これはいかに輝いているかってことね、自分が自分と向き合ったときに自分が自分を好きでいられるか)。伝えていたい。
そしてもう嫌というほど知ってる、生かせてくれてんのは周りの沢山の応援してくれる人と沢山の共感してくれる聞き手がいてくれるからだ。

距離が遠いか近いかなんて問題じゃなくて(そんなんで絶対差別しないし)、みんなのお陰で7月4日この度メジャーデビューしました。ありがとう。
ここが「生」です。でも生まれることは過去を忘れることじゃないよ。

いままでもこれからも、伝説の時代に全員でしてやろう。

松下ブライト

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