アマの連敗をプロのリングで雪辱を狙う八重樫東(左)と王者五十嵐俊幸=東京都内のホテル
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WBC3大世界戦の調印式と記者会見が6日、東京都内のホテルであり、会見では王者、挑戦者がそれぞれ絶好調をアピールした。中でもアマ時代からライバルだったフライ級王者の五十嵐俊幸(29)と同級8位八重樫東(30)は、火花を散らせた。
対決ムードの高まりに「ワクワクしている。結果がはっきりした試合になる」と五十嵐。八重樫も「コンディションもいい。気持ちのいい試合をしたい」と誓った。高校、大学時代に競い合い、4度の対決はいずれも五十嵐が勝っている。今回も下馬評は圧倒的に五十嵐が有利だ。
昨年6月、井岡一翔(井岡)とのミニマム級世界王座統一戦は判定で敗れたとはいえ、評価と知名度を挙げた八重樫。その八重樫をあえて挑戦者に指名し「勝って知名度と評価を得たい」と意気込む。
一方、八重樫陣営も負けてはいない。「つまらない試合をしたらイメージダウンになる。どうぞ八重樫をKOしにきてください」と大橋秀行会長は挑発。これには八重樫も「びっくりした。会長があんなことを言うなんて」と苦笑いした。減量が厳しく10キロ落としてげっそり顔の五十嵐。2階級上げて減量苦のない八重樫。下馬評を覆すサプライズもありそうだ。 (山崎照朝)
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