事件【汚染水漏れ】消えた水どこに? 海への流出懸念+(1/2ページ)(2013.4.6 20:48

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【汚染水漏れ】
消えた水どこに? 海への流出懸念

2013.4.6 20:48 (1/2ページ)
地下貯水槽から土壌に汚染水が漏れ出した可能性がある福島第1原発=6日午前0時49分(東京電力のライブカメラから)

地下貯水槽から土壌に汚染水が漏れ出した可能性がある福島第1原発=6日午前0時49分(東京電力のライブカメラから)

 福島第1原発の地下貯水槽から大量の汚染水が漏洩している可能性が出てきた。最も懸念されるのが海への流出だ。「海洋流出の可能性は低い」。東京電力や原子力規制委員会は否定するが、それなら汚染水はどこに消えたのか。同様の構造の地下貯水槽は他にも6カ所あり、総点検が不可欠となる。増え続ける汚染水の貯蔵計画も見直しを迫られるのは必至で、問題は今後も尾を引きそうだ。

 「冷温停止宣言以降でこの規模の汚染水漏洩は最大。深刻な事態と受け止めている」

 東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は会見でこう述べ、謝罪した。最大で120トンもの汚染水が漏洩し、今後もさらに増える恐れがある。

 地下貯水槽は今年2月に使用を開始したばかりの新しい施設だ。これまで汚染水は地上に設置した仮設タンクで保管してきた。しかし、タンクを置くスペースも減っており、地面に穴を掘れば限られた敷地でより多くの汚染水が保管できるとの考えで計画された。

 しかし、今回はこの構造があだとなった。地下施設のため、漏洩に気付くのが遅れ、止水もできなかった。漏洩量や流出経路の特定も困難を極めている。そもそも漏洩した汚染水の行方すら分かっていない。

このニュースの写真

土壌に汚染水が漏れ出した恐れがある東京電力福島第1原発構内の地下貯水槽がある場所(矢印)
汚染水が漏れ出した地下貯水槽(中央)と移送先の地下貯水槽(手前)=6日午前、福島県大熊町
福島第1原発構内の地下貯水槽から汚染水が漏れ出した可能性について記者会見で説明する東京電力の担当者=6日午前、東京・内幸町の本店

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