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食品表示を一元化する法案 閣議決定4月5日 11時28分
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賞味期限や栄養成分などの食品の表示は、これまで3つの法律によって定められていましたが、これらを1つにまとめた「食品表示法案」が5日、閣議決定され、今の国会に提出されることになりました。
賞味期限や保存方法、栄養成分などといった食品の表示は、現在、食品衛生法とJAS法、健康増進法の3つの法律によりバラバラに定められていて、食品会社と消費者の双方から分かりにくいという指摘が寄せられていました。
このため、政府は、食品に関する表示を一元的に定める「食品表示法案」を作って5日の閣議で決定し、今の国会に提出することになりました。
法案では、これまで食品会社の判断に任されていた栄養成分の表示も義務化することが可能になり、今後、どの食品を対象とするか議論を進めるとしています。
森消費者担当大臣は、閣議後の会見で「法案の成立後は、食品表示の基準策定を速やかに始めたい。消費者団体や食品会社をはじめ、さまざまな立場の方から広く意見を聞きながら、消費者にとって分かりやすい基準作りを心がけたい」と話していました。
この食品表示法案は、今の国会で成立すれば再来年の平成27年までに施行されることになります。
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