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TPP対策本部発足「気概を持って」
4月5日 22時55分

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を担当する甘利経済再生担当大臣は、政府の対策本部の発足にあたって、職員に対し「厳しい交渉が始まるが、いかなるときも国益を踏まえて、気概を持って臨んでほしい」と訓示しました。

政府は、5日の閣議で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に向けた体制を強化するため、TPPに関する関係閣僚会議と甘利経済再生担当大臣を本部長とする対策本部を設置することなどを決めました。
これを受けて、内閣府に60人余りの職員で作る対策本部が設置され、甘利大臣が部屋の入り口に看板を掛けました。
そして、甘利大臣は職員に対し、「政府が誇る精鋭が集まり、最強の布陣が敷かれた。厳しい交渉や国内調整が始まるが、いかなるときも国益を踏まえて、日本を背負っているという気概を持って臨んでほしい」と訓示しました。
このあと、「首席交渉官」に任命された鶴岡公二外務審議官と、「国内調整総括官」に任命された佐々木豊成前内閣官房副長官補がそろって記者会見しました。
この中で、鶴岡氏は「日本の国益と世界の利益を同時に伸ばしていくような交渉を実現したい」と述べました。
また、佐々木氏は「まずは情報提供や国会対応など、これから本格的な交渉に進んでいくための環境整備に努めたい」と述べました。

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