最終更新: 2013/04/06 17:48

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北朝鮮ミサイル 米軍、世界に3機の特殊偵察機を嘉手納に2機展開

北朝鮮の「ムスダン」とみられるミサイルに、新たな動きが判明した。
一方で、警戒を強めるアメリカ軍が、世界に3機しかない特殊な偵察機を、嘉手納基地に2機展開し、FNNではその映像を独自に入手した。
5日、北朝鮮が、日本海側にある元山(ウォンサン)駅付近で、貨物列車からミサイルとみられる複数の機体を降ろしていたことが、FNNの取材でわかった。
大きさや形から、射程2,500〜4,000kmともいわれる弾道ミサイル「ムスダン」の可能性が高いという。
そんな中、アメリカ軍の弾道ミサイル発射監視機「コブラボール」が嘉手納基地に飛来した。
「コブラボール」は、発射された弾道ミサイルのデータを収集する特殊偵察機。
今回、飛来したことについて、軍事評論家の岡部 いさく氏は「『コブラボール』は世界に3機しかありません。そのうちの2機が嘉手納基地にいるわけですね。これで2機そろって活動すれば、アメリカは北朝鮮のミサイル発射に対する監視態勢に、本腰を入れてくるということになるでしょう」と述べた。
さらに今回、その動きが取りざたされている「ムスダン」について、岡部 いさく氏は「『ムスダン』は1960年代の旧ソ連の潜水艦発射型核ミサイル『SS-N-6』をもとにしたといわれています。しかし(『ムスダン』は)これまでテスト発射したことがなく、その性能も正体も不明です。(『ムスダン』は)大きさについても、大小2種類あるという説もあるんです。これが2010年のパレードに出たムスダンなんですが、確かに、発射機に比べるとミサイルが小さい。ひょっとすると、もっと大きいムスダンというのがあるのかもしれません」と述べた。
北朝鮮はピョンヤンにある、イギリスやロシアなどの大使館に対し、安全を保証できないとして、退去の検討を要請。
「10日まで」と期日を示したとの情報もあり、ロシア政府などは、その意図を分析しているという。

(04/06 01:46)

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