■企画・演出・監督  熊谷博子(発起人・実行委員)
■配 役
語 り延藤安弘(発起人・実行委員)

コーラストリオ・ザ・ウィルス
 正木啓子(実行委員)・各務正人(建設省)・藤井謙悟(建設省)
ロックギター石井秀明(建設省)
ソプラノソロ石田英子(事務局)
ピアノ本田成子(プロのピアニスト・友情出演)
トランペット・黒子松井康治(建設省)

ウィルス培養係本保芳明(運輸省)・西岡誠治(建設省)
まちづくり元気ウィルス熊谷博子(発起人・実行委員)
育ての親金平輝子(座長)・伊藤滋(発起人・代表幹事)
作戦本部本部長森下慶子(発起人・実行委員長)
ウィルスエイト伊藤明子(実行委員)・稲垣道子(実行委員)・桶田和子(実行委員)
児玉桂子(発起人・代表幹事・実行委員)・重川希志依(実行委員)
永島恵子(実行委員)・松村みち子(実行委員)・湯川裕子(実行委員)
ウィルスメッセンジャー森野美徳(発起人・代表幹事)
気配り事務局守茂昭(事務局)・関口順子(事務局)
現場監督高井憲司(建設省)

■報告者  23地域の方々

■企画主旨

 "まちづくり"とは、それそれの人生観の問題だと思います。各自が自分の住む街まちにどうかかわ
っていくのか、どんな思いをよせて育てて行くのか、という…。
 「安全・安心まちづくり女性フォーラム」では、昨年1年間、日本に住む様々な女性たちのそんな
気持ちをもとに、九州から北海道まで、全国23個所でいろいろな行動を展開してきました。
 そして今年の《フォローアップイベント》では各地でこのフォーラムに関わった人々がどう変わった
のか、各地域の問題は何なのか、どんな思いを抱いているのか、これからどうしようとしているのか、
等々を一堂に会して聞きたいと思いました。
 でも単なる従来の報告会ではつまらない。そこで《まちづくり元気ウィルス》があちこちに伝播し、
皆がそれぞれ元気になりながら、その中で各地の報告が進む、という芝居形式を考えました。そしてど
うせなら、思いきって楽しいミュージカル仕立てにしよう、となりました。
 自分たちの"まちづくり"を寸劇にして報告するのは、最近よく行われている試みです。芝居という
具体的なものにすることで、問題点や悩み、これまでやってきたことやりたいことが明確になる、皆で
共通のものを作り上げる楽しさもあり、何よりも、ただ人の話を聞くだけでないおもしろさがあるなど、
いろいろな効果があります。
 「コーラスライン」という、世界中で大ヒットしたミュージカルがあります。オーディションの中で
それぞれの人生が語られて行く物語です。もちろんミュージカルとしても大変優れているのですが、こ
れが作られるとき、まず数ヶ月に渡る演劇ワークショップを積み重ね、それぞれの役者が自分の人生を
語る中で、演出家がストーリーを練り上げていきました。ですから、ブロードウェイの初演では、殆ど
の役者が舞台では自分のことを話し、だからこそ私達の胸を打つのです。
 今回の私達の試みが、単に秋に行なわれる《パワーアップイベント》へつなげるだけのものでなく、
こんなこともできるんだという、日本のまちづくり史上に残る画期的なものにしたいと思います。
 さあ皆で楽しく、安全・安心まちづくり女性フォーラム版コーラスラインを作りましょう。

                         安全・安心まちづくり女性フォーラム実行委員会

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