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【プロ野球】

外国人初へ ラミ、あと1本 通算1999安打

2013年4月6日 紙面から

◇DeNA2−1ヤクルト

8回裏1死、1999本目となる中前打を放つラミレス。捕手相川=神宮球場で(中西祥子撮影)

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 DeNAが連敗を3で止めた。4回にラミレスが先制打を放ち、6回は荒波の中前打で勝ち越した。ラミレスは8回にも安打し、通算2000安打へあと1本。ヤクルトは川島のソロによる1点のみだった。

 中畑監督と人さし指であと「1」のポーズをつくり王手を喜んだ。DeNAのラミレスが4回1死一、二塁から右前先制打、8回には1死から中前打。3打数2安打と、今季2度目のマルチ安打で日本だけの通算2000安打に王手をかけた。

 4回は速球派の平井に振り負けじと強振、バットを折られたが打球は右前に落ちた。「期待されているタイムリーが打てて良かった」。8回の中前打は松岡から。「松岡は何度も対決している。(こちらもよく知る)相川さんとのバッテリー。カーブが4球続いたが、うまくセンター方向に打てた」と喜んだ。

 「捕手」と「反対方向」。やってきたことをこの日も生かした。ヤクルト時代から『各球団の正捕手の傾向こそがデータ』と頭にたたきこみ打席に向かってきた。また反対方向の打撃も、引っ張り専門だった来日当初の打撃を、ヤクルトの若松監督(当時)に「日本で長くやるため反対方向も打ってみたら」と勧められて会得したもの。ヤクルト時代に学んだことをヤクルト戦で出した。

 「レフトを守っていて頭によぎる思い出もあった。神宮は、ヤクルトに在籍した7年間の本拠地。2000本が近くなってここに戻って来られてよかったなあと思った。あした打ちます。でも雨かな」とジョークで締めくくった。

 ラミレスはここ2試合ヒットがなく1本目が12打席ぶりのヒットだった。連敗を3で止めた中畑監督は「巨人戦では本拠地で打とうと力が入っていただけ。あした打つよ。見出しは決まった。『ラミちゃん 2000本おめでとう』だ」と1日早くお祝いメッセージを送っていた。 (後藤慎一)

 

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