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金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【プロ野球】巨人 3発 開幕5連勝2013年4月6日 紙面から ◇巨人7−2中日
巨人が3本塁打で快勝し開幕5連勝を飾った。3回に長野のソロで先制。4回にボウカーの2試合連続本塁打で2点を挙げ、6回に矢野の3ランなどで4点を加えた。ホールトンが今季初登板で完投勝利。中日は吉見が誤算だった。 ただの1勝ではない。巨人は中日の絶対エース吉見を完璧に粉砕しての開幕5連勝。「まだ始まったばかり。一戦一戦積み重ねていくのが大事」。慎重な言葉とは裏腹に、原監督の表情は手応えに満ちていた。 昨季は7試合で1勝4敗、対戦防御率1・32と苦しんだ吉見をいとも簡単に攻略した。3回、長野が甘く入ったシュートを左中間スタンドにたたき込んで号砲を上げる。続く4回には好調ボウカーが外角高めに浮いてきたフォークを流し打ち、2試合連発の2号2ラン。6回には阿部の中前適時打と矢野の1号3ランが飛びだし、3発7得点の猛攻で一気に試合を決めた。 20打数10安打と打ち込んだ昨年に続き、吉見に痛打を浴びせた長野は「数字は残っているかもしれないけど、良いイメージは全然ない。甘い球もなかなか来ないですし」と謙遜。ボウカーも「吉見は素晴らしい投手。良いフォークがあるというのは頭にあったが狙ったわけではない。うまく反応できた」と“吉見攻略法”については触れなかった。だが、橋上戦略コーチは「150キロを投げる投手じゃないからね。配球的なものも話をした」と語ったように、チームとしてなんらかの糸口を見つけ出したとみるのが自然だろう。 指揮官も「これからも彼はエース。何度も当たる投手なので語ることはないが、今日は攻略できたということ」とほおを緩めた。1998年以来15年ぶりの開幕5連勝で、早くも2位に2ゲーム差。だが、それ以上に最大のライバルの大黒柱にいきなり土をつけたことは、大きな意味を持ってきそうだ。 (臼杵秀之) PR情報
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