
15日から再開する孔雀園=池田町蒲生
京都府などの鳥インフルエンザ感染で、四月一日からの開園を見送っていた池田町蒲生の孔雀(くじゃく)園が十五日からオープンする。
同園は四―十一月が開園期間だが、今年は山口県、京都府などで鳥インフルエンザが発生したため、三月中旬に開園の先送りを決めていた。同園を経営する小豆島観光開発会社(清水勝之社長)は十三日、十五日からの再開を発表。同社は「万が一の事態が発生すれば、島全体の観光に響くため、再開には慎重を期した。多くの人にご心配を掛けたが、これからもよろしくお願いしたい」と話している。
園内の敷地は約三万平方メートル。クジャク約千羽を放し飼いにしているほか、フラミンゴなど六種類約四十羽も飼育している。ゴールデンウイークごろには、雄が雌に羽を広げて求婚する美しい姿が園内随所で見られる。