放課後恋愛クラブ
エロゲーがWindowsに移行した黎明期、今は亡き「LIBIDO」のちょいヒットエロゲーです。
ゲームの内容は、恋愛サークルで純愛を育むものかと思いきや、実はセックスフレンド作りに勤しむDQNなリア充シュミレーターというべきものでした。ファック!
ツーショット→デート→セックスという僕らの知らない未知の高校生活を体験しなければならず、このツーショットの会話とか猛烈に苦痛なんですよね。
リアルにこの会合に参加したら死にたくなる会話をしなければなりません。
参加したはいいが、場違いなことに気がついて、「あ〜、帰りて〜」と呟いてしまった感じでしょうか。
キモオタには絶対に理解されない世界に踏み込んでしまったのです。
更に拍車をかけるのが、LIBIDO独特の糞システムです。
どうもLIBIDO独自のシステムらしいのですが、非常に読み辛い会話画面、スキップもなく、モッサリしているのがフラストレーションを高めます。
これだけなら単なる糞エロゲーで終わるのですが、当時の規制の緩さの隙をついて滑り込みで13歳やら15歳とよろしくやっているのが痺れます。
この翌年、ロリータ系(18歳未満)に対する性表現の規制という事態の急変により、「放課後恋愛クラブ」の続編ともいうべき「放課後マニア倶楽部」では登場キャラの年齢表記はなくなっています。
このゲームはその後、リビドー唯一のヒット商品となりリメイクを繰り返すことになるのだが、注目は「Casual Romance Club」という題名で英語版も登場したことでしょう。
ちょっと気になったので、登場人物を見ると・・・
河合 小太郎(かわい こたろう)/Mark Hamill(マーク・ハミル)
雛子の弟で、内気で物事に凝るオタクっぽい男の子。杜陽学園高校2年生。
Mark Hamill(マーク・ハミル)?

向こうの名前事情は知らないですが、やっぱりこの人を思い浮かべますよね。

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恋のアンサンブル
放課後恋愛クラブの発売からまだ3ヶ月後・・・
あの「放課後恋愛クラブ」に音声が付くだと――――!
・・・というわけで買ったのが、これ。
放課後恋愛クラブのアクセサリー集と音声追加ができます。
当時まだ音声は珍しく、この音声の追加もHシーンのみで「あ〜ん」「はあはあ、んんんん」しか言わないものでした。
10年以上経った今、布団に入りながら改めて考えてしまいました。
「3ヶ月後に発売するんなら、音声を分けて売らなくてもよかったのでは?」
このよくわからない義憤の念は誰にぶつければいいのでしょうか。
LIBIDOって「プチ・ミニティ―ンズ」のときも思いましたが、本当に商売上手ですね。
放課後マニア倶楽部
「放課後恋愛クラブ」でプチヒットしたLIBIDO、その6ヶ月後にでたのがこれ。
前作「放課後恋愛クラブ」がまずまずの好評であったが、もともとスカトロ好きが多かったLIBIDOファンから「リビドーにこんなものは求めていない」との声が出たのも確かだった。
ゲームの内容は、セックスフレンドを作る偽りの清純派純愛ストーリーだった前作を全てぶち壊し、マニアックなセックス描写で従来の「LIBIDO」路線を忠実に踏襲したものだった。
副題も「放課後恋愛クラブ〜恋のエチュード〜」から「放課後マニア倶楽部〜濃いの欲しいの〜」に変わっています。
始めからこれを発売するための伏線だったんですね。
LIBIDOって冗談好きなんですね。オフィシャルHPの入り口見て尚更思いました。

放課後マニア倶楽部―濃いの欲しいの 完全版 (G‐type NOVELS)
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