脱原発や原発再稼働反対を訴える抗議行動が5日、東京・永田町の首相官邸前や国会正門前で開かれた。
昨年3月末から続き、今回で49回目。この日も首相官邸前に約900人、国会正門前に約500人が集まった。「原発依存に未来はない」「日本は原発持つ資格なし」など、様々なメッセージを書いたプラカードを掲げ、脱原発を訴えた。
東京都杉並区から参加した契約社員細見秀子さん(60)は「娘が福島県二本松市で働いているため、事故を契機に原発について考え始めた。被曝(ひばく)労働者の犠牲の上に成り立つ発電はなくすべきです。原発ゼロになるまで抗議を続けます」と話した。(小川智)
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部