ヘッダーをスキップ




小豆島おもしろ草子


孔雀明王

2007年07月03日

kujaku2.jpg

孔雀明王

「孔雀は、インドではコブラを退治することから、厄除けの神とされています。」
「コブラを退治するんですか?」
「ええ。厄除けという事から『国を守る』つまり鎮護国家を願う大法として、真言密教では『孔雀経法』という密教呪法があるそうです。」
「弘法大師は唐に渡る前に、すでにその孔雀明王呪法を会得していたというんですか?」
「その可能性は高いと思います。孔雀明王呪法は祈雨法としても効力が高いとされていますから。」
「雨乞い・・ですか。」
「雨の少ない讃岐で生まれ育った大師としては、何としても孔雀明王呪法を会得したかったのではないでしょうか。」
「なるほど。小豆島でも『御水大師』とか『弘法の滝』とか言われるところがありますね。」
「弘法大師は、島の各地を巡り水脈を見つけながら、孔雀明王呪法でこの島の結界を張ったのだと思います。」
「何のために?」
「それは、この島が国家にとって大切な島だったからではないでしょうか。」
「ふむ・・・・」

課長は、しばらく考えてから驚くことを言い出した。

「孔雀園って、関係あるんですかね?」
「く、孔雀園!?」
「孔雀がいっぱいいるでしょ?」
「いや、あれは島バスさんが作った観光施設ですから。」
「でも、結界ライン上にありますよね。」
「!!!!!!!」

そうなのだ。私は昔の事にこだわりすぎて、今を見落としていたのかもしれない。

「か、課長!国土地理院にアクセスして下さい!」
「・・え?」
「銀波園と太陽の丘です!」
「あ・・はい。」

課長は、画面を見ながら答えた。

「ええと・・銀波園が北緯34度28分43秒です。」
「太陽の丘は?」
「東経134度18分55秒。」
「課長!どちらもライン上ですよ!」
「あ!こ、これって・・!」

以下次号

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.olive.or.jp/mt/olive20080625-mt-tb.cgi/522

コメントを投稿
登録する