場所がワシントンだった事もあり、

各マスコミの誇るトップ記者たちが集った…






AKB48の記者会見(ずーん)。





彼女達は日本の文化庁から
ちゃんと招待を受けている。

日本のポップカルチャーの代表として。




桜祭りを通じて、

様々な支援をしてくれたアメリカに対する謝意も含めての

講演を行う予定だった。





でも、トラブル発生。

チームの人気ナンバー1の女の子(前田さん)が
その直前、

急に卒業を発表してしまった。




こうなると、

桜祭りの会見にもかかわらず、

マスコミが聞きたい事は当然…






前田敦子さんの卒業についてのコメントだ。





ってか、それ以外をこのタイミングで聞いてたら

ただのアホだ。

それくらいのニュース。




ここで問題が生じる。

そう。文化庁や取材者側は



「桜祭りについて」聞いてほしいし、取り上げてほしい。





そこで会見前、よくある、こんなエクスキューズがついたわけだ。






「桜祭りに関する質問以外はしないようにお願いいたします」





ざわつく手練れの記者達。

そらそうだ。

政治などの現場でこのような注意を守らなかった場合、

最悪の場合、次回からの会見場に出入り禁止になる可能性もある。

政治の世界ではこのようなルールは

守らなければいけないのだ!

「政治の世界」では…。





はい?



なんです?芸能は違うのかって?

そうですよ?

聞きますよ?当然。





考えてもみてほしい。

「AKBのメンバーが桜祭りで『頑張ります!』と言いましたー………(終わり)」





なんてニュース、取り扱うわけないし。

こんなタイミングで。

前田さんに関するコメントが取れなかったら、

「単にニュースにならない」だけの話だ。





本当はメンバーの女の子達も

本音を少しでも語りたいだろう。

事務所に止められているだけで。

なので、こういう時はちゃんと、

我々、慣れている人間たちが

上手いこと聞いてあげる

のが芸能取材の礼儀なのです。

暗黙の了解ってやつね。

並み居る記者が苦戦を強いられる中、

長谷川、ディレクターにメモ書き。

「この文面のまま聞くように」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ばっちり、リーダーの高橋さんから

前田さんの卒業についてのコメント、聞き出しときました。

日本の皆さんもヤフーニュースとかで

見てくれたなら嬉しい。

え?

なんて質問したのかって?

定番です。

こんな感じ↓




「今回はサクラ祭りに招待されたと聞いています。

ところで、サクラと言えば日本では「出会いや卒業」を連想しますが…

メンバーの皆さんにとって印象深い『卒業』について教えてください」

こじつけですな。



始めて、政治記者の皆さんの役にも立てました♪