Re: 金正日入門を読んで
( No.1 ) |
- 日時: 2003/10/20 01:11
- 名前: 金ユーラ
- この著書について、以前過去ログ[900]で書き込んだことがございます。
http://www.piks.or.tv/log/sunroom/0309b.htm もしよろしければ、ご参照になってください。
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Re: 金正日入門を読んで
( No.2 ) |
- 日時: 2003/10/21 09:11
- 名前: ひこ
- 青い鳥を求めて夢の中をさまよったが、結局鳥は家の中にいた。青い鳥の寓話は、本当の幸せは身近にあるという話でした。不良息子が、戦場から戻って家族に優しくなったとか、宇宙飛行士が帰還して畑仕事を始めたとか、これに類する話はよく聞きます。
でも土いじりが良いなら、家庭菜園に没頭する隣の奥さんが偉いかというとそうでもなくて、彼女もまた彼女なりの答えを求めて出かけなければならない。
ある人が時間をかけて実感することが、他の人には、あたり前のことであったりする。繰り返されるそのしみじみ感が多様性の面白みでしょうか。少なくとも偉い指導者がゴールを示し、最初からそうすればいいじゃんといえるほど簡単ではなさそうです。
このことが国民性についてもいえるなら、日本人にとってあたりまえのことが、朝鮮人にとって、宇宙に行って、帰って来るほど難解なこともあるのでしょう。ですから、朝鮮人が朝鮮の地で表現したことは、彼らの背負った宿題とその答えであると思います。
楽園の夢破れて、彼らがどんな小さな幸せを見つけたのか、そこがとても知りたいところです。身内を失くした飢餓の悲惨は、今後の国づくりにおいて、ひとひねりというか、もうひとがんばりというか、おおいに影響する体験であったろうと察します。
日本もまた、終戦、バブル、冷戦の終わり等、直後に感じた実感がありましょう。その部分は、なんとしても大切にしたいものです。ただそれは、実感ゆえに、安易な一般論や他国のテイストで総括できるものではないと思います。
在日の方もいずれ無国籍扱いではなくなります。60年来のテーマの区切りですから、お互いにしっかりそれにのぞまないとならないと感じます。地殻変動がはじまって、それぞれが距離を測りあうのは、国家間だけの話ではありませんね。どんな形で落ち着くにしても、見つけたそれぞれの幸せを持ち寄って、見せあうような率直さが必要なのかもしれません。 (不快な言い方があれば、すみません。)
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Re: 金正日入門を読んで
( No.3 ) |
- 日時: 2003/10/22 09:50
- 名前: みほ
- ひこさんも大きな観点から論じておられますが、事は他国の事であり、我々がどうこうしろと言える事でもないんですよね?そこが難しいところですが。
確かに悲惨な状況ではある…ように見えます。が、実際はそこの国の方の中には、今の体制が続いてほしい人達もいるわけじゃないですか。ですから、脱北者の方のお話を伺うといてもたってもいられない気持ちになりますが、その感情論とは別のものってあるような気がします。1.自国民が立ち上がる、2.在日朝鮮人が立ち上がる、3.周りの国が圧力をかける…という順でやはり同じ朝鮮民族の方たちが、改善していくしか、ほんとの道はないように思えるのです。(たとえそれが理想論であったとしても)
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Re: 金正日入門を読んで
( No.4 ) |
- 日時: 2003/10/22 12:40
- 名前: n.goma
- そうですね。確かに私達がここで議論をして、どうしろこうしろ、と言える単純な問題ではないですよね。結局はみほさんがいう 1.自国民が立ち上がる という事がキーワードなのではないかと思います。自国民が行動を起こさなければ周りは何もできないし、かえって余計な意見を押し付けてしまうかもしれない。そういう行動は内密にも行われているのでしょうか。
いずれにしても、理想論でしかならないですよね・・・。
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