冷静さ、客観性とは何か
( No.1 ) |
- 日時: 2003/09/25 22:04
- 名前: 主宰者 <webmaster@piks.or.tv>
- 参照: http://www.piks.or.tv/
- 前半は概ね肯定しますし、
>我が日本も、もう少し強硬姿勢で臨まなければいけない とのご主張も理解できます。 しかしながら、発言自体はこれまでの公式見解の域を出るものではなく、それのみを以ってして騒ぎ立てるほどのものとは思えません。所詮はいつもの戯言ですし、むしろ、我が代表団がそのような戯言に堂々と反駁したことの方が、よほど重要です。
また、 >6カ国協議、国交正常化交渉の無期限参加凍結 とは如何に?? 少なくとも6カ国協議からの離脱は、我が国が協議の枠組みを自ら破壊することに他ならないのですよ。そのような行いは関係国にとって、“強硬姿勢”などとはかけ離れた、共和国並みの“国際社会で恥ずべき”振る舞いとしか映らないことでしょう。
加えて、 >「朝鮮臨時政府」(亡命政府)を創設し、アメリカと共同でこれを後押しするべき というご主張には到底同意しかねますね。 そもそも、亡命政府なるものを、我が国が主導してこしらえるなどというご主張は、いかなる根拠の下に導き出されたものなのでしょうか。私から言わせれば、それこそ“冷静さや客観性を欠いた”ものです。
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Re:
国連総会で川口外相の発言に反発した北朝鮮代表団 ( No.2 ) |
- 日時: 2003/09/26 03:15
- 名前: 祖父は警官
- 枝レスで申し訳ないのですが、”亡命政権を日本が作る、後押しする”、というのは、韓国が断固反対すると思いますね。
また亡命政権というのは、かりそめにも朝鮮人が首長としていなければ正統性を主張しえないわけですが、溥儀帝のような意味で、朝鮮人の首長として正統性を問える人物は日本にはいないし、どこかにそういう人物がいても日本の後援は断るような気がします。
感情論ムキダシじゃないですか。大衆の感情論は常に外交を誤らせます。我々は結局日本の政権中枢や外務省の中枢がどのような意図で外交をしているのか、ということも、わかっているようで実はわかっていない。いわんや日本語で報じられている報道内容だけでそれを判断することがどこまで可能か?と。
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Re:
国連総会で川口外相の発言に反発した北朝鮮代表団 ( No.3 ) |
- 日時: 2003/09/26 09:54
- 名前: 侵乱消人
- 国連総会における北朝鮮の代表の答弁権行使は、日本にとってはまことに良かった、有り難い発言だと認識しております。
国連は国と国とがそれぞれの国益のためのドロドロしたせめぎ合いの場なのですが、そのなかで北朝鮮と日本の間に【拉致】の問題があり、それを発言した日本に対して敏感に反応したことは、総会に参加している各国に拉致問題を認識させる良い発言だったと思います。 おそらく、北朝鮮代表は《ここで発言しておかないと本国から指摘される》と判断しての発言だったでしょうが、日本がそれに反発しないワケがないのに、またこれを機会に日本の国連での拉致問題のアピールが続くことは解っているのに反論をしてきたのは、北朝鮮の代表の責任逃れ的ポーズのようにも見えます。 一般版のなかでチンダラコッチさまが民族性としての罪の意識の違いを書き込んでいらっしゃいますが、それを参考にすると、日本にとっては有利な反論であり、今後も問題視して反論していただきたい重要なテーマです。
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Re:
国連総会で川口外相の発言に反発した北朝鮮代表団 ( No.4 ) |
- 日時: 2003/09/26 12:49
- 名前: 土橋審議官
- こんにちは。
小生の書き込みへの様々なご意見ありがとうございます。たしかに、小生の考えも感情論であることも否めないと思います。しかし、どうしても苛立たしい・・・。拉致という主権侵害を容易に許す日本政府の姿勢。もしもアメリカや他の国であったら、おそらく武力行使とはいえないまでの、かなりきわどい圧力をかけるはずだと思います。とにかく、小生は日本人ですから、拉致被害者のことを考えると、どうしてもこのような発言しかできないことをお許しください。とにかく、一刻も早く解決する方法として、無学な私はこれしか思い浮かばないのです。
しかし、こうして皆さんのレスを見ていると非常に勉強になります。今後ともご教示または批評をお願いします。レベルの低い問題提起をすると思いますが、これでも知恵をふりしぼっていますので(笑)。
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Re:
国連総会で川口外相の発言に反発した北朝鮮代表団 ( No.5 ) |
- 日時: 2003/09/27 12:44
- 名前: kiss★
- 核問題については中長期的に多国間で解決していこうという流れでいいんだと思います。
ただ拉致に関してはご家族の高齢化が進む中、もう悠長に5年、10年越しで解決していこうなんて事は言えないでしょう。 ご家族の一人はTVで「日本はやってくれないがアメリカはやってくれる」と発言なさっている人もおられました。本当に涙が出る思いでしたが、こればっかりは日本主導でやっていかなければならないと思います。
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