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かの国の指導者の行動原理がサッパリ理解できません。
武貞秀士先生によれば、共和国の外交テクニックは 1)事前の了解事項を受諾して出席し、次に了解事項を論議の段階で白紙に戻す 2)包囲網の弱い部分を衝くパルチザンスタイル 3)基本原則の一貫性と変幻自在の戦術 4)政策の違いを活用し、日米韓の離間策をとる 5)弱みを強みにそのまま活用 6)最後に譲歩案 7)総論賛成・各論反対 8)心理戦を駆使する と分析されています(『防衛庁教官の北朝鮮深層分析』286-296頁)。
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「自分たちが何をやっても周囲は我慢するだろう」という究極の甘え
という点はごもっともで、私も同意しますが、それこそがしたたかな外交で国を存立させてきた共和国の、いわば生存術そのものではないでしょうか。 少なくともそれは、昨日今日はじまったことではありません。
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