タイトル 日本は、国を開き、北東アジア地域での共生をめざせ
記事No 503
投稿日 : 2003/06/09(Mon) 21:25
投稿者 sinken
参照先 http://maebashi.cool.ne.jp/sinken2001/
 盧大統領が来日し、語りかけた事の報道、その主張に対する意見が少なすぎる。多分、日本の側に、それを受け止める思考が少なすぎるからではあるまいか。
有事法制との関連で考えてみた。今この時期に、政治家が熱心に、その成立に走った。彼等は、これを歴史的なことと、自画自賛している。何故、彼等が、急いだか。保守派ばかりでなく、民主党の政治家までもが、日本で、政治の職を手に入れるために、アメリカ1極支配への忠誠を誓約する事を有事法制でブッシュとその取り巻きにアピールしたのだ。
日米同盟という名の従属。日本はアメリカの家の中に閉じ込められた。韓国、中国、ロシアにさえ、直接面と向かった対話が出来ない。アメリカの家から、主人のブッシュが何を言うかを見ているしかない。
それでは日本の未来はない。
日本は、近隣諸国に、国を開き、共存強制することなくして、暮らしの、持続的発展を確保できない。
軍事で、障壁を高くし、国を閉ざす事によっては、戦後作り出してきた極端な貧富の格差のない繁榮は維持できない。
金大中大統領は、国を発展させるためには、国を開き外国から、多くのものを取り入れるべきだといったという。
日、韓での交流、共生を機軸に、北東アジアという地域的限定で、ロシア、中国へも、参加を働きかける。この共同体に加わる条件は、この地域での、非核、相互不可侵などの枠組みを決める。その枠組みの中で、北朝鮮への対話交流を働きかける。1番のポイントは、日韓が相互に国を開き、共生できるかどうかにかかっている。

朝日新聞の記事。

盧大統領は当選時に「米国による対北武力攻撃の危険があった」と指摘。「どう対処するか深刻に悩んだ」と明かし、「どの国も韓国の同意なしには北を攻撃できない」と述べたうえで、「韓米の同盟・友好関係が壊れる不安もあったが、訪米によって関係は友好的になった」と説明した。北朝鮮の核開発問題についても「訪米を機に、北と米国との間でも対話の可能性が生まれた」と「平和的の意思」を強調した。
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韓国の状況に向き合う緊張を感じられる。 それに比べ、朝鮮有事の危機あおりで、国民を誘導し、アメリカへのアピールとして、政治家がこぞって、有事法制を成立させた日本の現状は、1国それもアメリカを通してしか世界をみない 誤った対応だ。この指摘が、世論に対して行われるべきだ。

タイトル 金外交の解説を
記事No 509
投稿日 : 2003/06/10(Tue) 21:13
投稿者 sinken
参照先 http://maebashi.cool.ne.jp/sinken2001/

>> 以前わたしも意見させていただいたように、「日米関係=主従関係」「有事法制=悪」という前提の上での議論は、やはり一面的だといわざるをえません。(わたしは日米関係や有事法制がすばらしい、と言うつもりは別にありませんのでご了承ください。)
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>有事法制は、侵略から国民の生命、財産を守るためだという政治家の説明が、国民の中にも、浸透していると思います。しかし、侵略という具体的ケースが、朝鮮からの攻撃となっています。その一方で、その際は日本はアメリカに守って貰うしかないという説明が続きます。したがって、有事法制は、アメリカの日本国外での戦闘行動を円滑にするため、ということに重点がおかれています。この点で、日本周辺でのアメリカの戦争のために、米軍基地を守る行動が想定されていることが読み取れてしまうのです。こういう角度で、有事法制を批判している人は、あまりいないので、極端に感じられるのでしょうね。
ただ1番危惧するのは、アメリカのほうから、仕掛ける戦争を日本が、促進してしまうのではないかという事です。
韓国の意思を無視して、アメリカに絶対に戦端を開かせないという決意を、日本の政治家が受け止めているか。まして、国民に韓国の意思が伝わっているか。この点を危惧しています。

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>> たとえばですが、戦後日本は、アメリカに国を開いたから物資がどんどん入り込み、経済成長の礎ができたとはいえませんでしょうか?
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> 日本の戦後、軍事的負担を負わず、経済に国民の努力を集中できたのは、日本の武装解除を徹底的に行う事を初期の目標に掲げたアメリカの占領政策によるところが大きいと思います。日本国憲法は、戦力を持たないことを明示しているのですから。憲法が示すところは、世界に国を開く事でした。
しかし、安保に守られ、アメリカにしか国を開かなかった。

> >この点については、日本と韓国ではまったく事情が異なっておりますし、「国を開く」の意味が、sinkenさまと金大統領でちがっていると思います。どうして大統領がそのような発言をしたか、その意図と背景を再考願います。
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>韓国は、 アメリカと共に、武力で国境を維持し、成立した。軍備と経済2つを維持して、今日に至っている。1時は、軍部が、政治を圧迫するときもあったが、国内政治の民主化にも努力してきた。私の理解では、この程度しかいえません。是非、戦後発展についてコメントを。
>> 北東アジアでの各国の共存関係は大切です。しかし「地域的限定」であれば、それは広い意味で「閉ざす」ことになりはしませんか?
>日本にも、日米同盟という考えのほか、国連中心主義という考えもあります。しかし、国連のもとに平和を拡大する努力はほとんどしてきませんでした。
北東アジアにこだわるのは、長い歴史的な、人的、文化的交流があるにもかかわらず、国対国としては、対等で、共生の関係を作ってこなかった。未来志向という言葉が言われていますが、この過去を、超え共生するために、その歴史が刻まれている地域にこだわるのです。過去の歴史を超えるためにも、日韓が、経済、文化を含む往来を拡大することが大切だと思います。

>> 現在はAPECやアセアン地域フォーラムもあります。そのようなところに共和国を参加させるのは可能だと思います。
>過去の歴史を克服するために、北東アジアにこだわるし、共に生きるという枠組みに踏み込む事抜きに、共和国の軍事障壁を越える交流の声は届かないと思います。

タイトル Re: 日本は、国を開き、北東アジア地域での共生をめざせ
記事No 531
投稿日 : 2003/06/26(Thu) 13:32
投稿者 sun
ここの掲示板には親韓、親北の方が本当に多いですねえ・・・。
有事法制は朝鮮有事に関係なく必要ですよ。
自国を防衛する仕組みがない国はありません。
警察を持っていない国がありますか?
韓国はどうですか?軍隊を持ってるでしょう。
北は?あなたが好きそうな中国は?

今時有事法制がいらないと言っているのは
共産党や社民党といったいわゆる反日左翼ですよ。
彼らは朝鮮絡みの利権を持っているし、
日本のナショナリズムの盛り上がりを恐れてますからね。
もしくは何にもわかっていないプロ市民団体。

タイトル sinkenさんには異論があるが
記事No 532
投稿日 : 2003/06/26(Thu) 18:54
投稿者 祖父は警官
> 今時有事法制がいらないと言っているのは
> 共産党や社民党といったいわゆる反日左翼ですよ。
> 彼らは朝鮮絡みの利権を持っているし、

「反日左翼」
ある種の紅衛兵の言い草ですな。
http://www.jcfa-net.gr.jp/home/kikan/61pre.htm

ここの板はもしかしたらあなたのような方が書きに来る場ではなくて
勉強しに来る(主にROM)場かも知れませんよ。