タイトル 外交的解決の秘策と拉致カード
記事No 255
投稿日 : 2003/02/20(Thu) 07:06
投稿者 ひろ
ここは良識のある板と思い、掲載させていただきます。
さて、舞台はいよいよ安保理に移りました。北もアメリカ、アメリカ

言えなくなりましたね。でも、どうしても外交的解決はあるのでしょ
うか?
あるとしたら、ロシア・中国でしょうね。中国が大きな役割を占める
ので
はないでしょうか。中国は北と貿易でも密接な関係があるため、正面
切って経済封鎖はしてこないでしょう。しかし、北が更なる威嚇行為(
ミサイル発射実験など)を行ってくるなら、安保理もとりわけアメリカ
、フランスイギリスあたりが黙っていないでしょう。中国は全く良い迷
惑と思うのではないでしょうか。そこで、中国がジョンイルに説得を働
きかけるのが、外交的解決の秘策だと思うのですが。
しかし、そこで問題になるのは、北が核カードを捨てることは、以後
な〜んにも怖くなくなるわけです。果たして、北が核施設を廃棄するで
しょうか?韓国から、細々とした援助くらいが期待できるだけです。
そうなると、いよいよ日本の拉致カードが効力を発揮すると願いたい
ですね。拉致家族・不明家族を全員帰せば、日本だって援助はしますよ


願わくは、テポドンが発射される前に、解決してほしいと思います。
発射したら、7分で東京に飛来するのですから。

タイトル Re: 外交的解決の秘策と拉致カード
記事No 256
投稿日 : 2003/02/20(Thu) 10:54
投稿者 主宰者@おさぼり中   <dprk@ni-chika.pobox.ne.jp>
参照先 http://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/
はじめまして。

> 外交的解決はあるのでしょうか?あるとしたら、ロシア・中国でしょうね。

同感します。そろそろ(あるいは今現在も水面下では)両国が動き出す頃でしょう。

> 中国は北と貿易でも密接な関係があるため、正面切って経済封鎖はしてこないでしょう。

北京にとって、経済的に共和国はむしろお荷物な存在に過ぎません。もっとも、地政学的な見地では依然として重要な地域ですから、自国の国益を損なわない程度で、生かさず殺さず的に共和国を擁護する姿勢は、今後も変わらないと思われます。
この点、「中国は全く良い迷惑」との指摘はもっともですね。迷惑の度合いが限界を越えれば、北京も黙ってはいないでしょうが……。

> 北が核カードを捨てることは、以後な〜んにも怖くなくなるわけです。

仮に核開発を放棄しても(実際には裏でコソコソ継続するとは思いますが)、ミサイルや生物化学兵器の問題は、今後も残るでしょう。
従って「日本の拉致カード」がすぐに生きることはないでしょうが、少なくとも核問題の(表面的)終結を迎えることができたならば、我が政府としても動きやすくはなるでしょう。日朝交渉もまた、チキンレースの様相を呈しているわけですから(^^ゞ