タイトル あちらのコンピュータ
記事No 178
投稿日 : 2003/01/19(Sun) 16:09
投稿者 祖父は警官
主催者さまの集められる共和国の写真にはすごいとうなってしまいます。
さてhttp://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/link/t_computer.jpg
の子どもたちが触っているコンピュータですが
・アップル2互換機
・IBMPC互換機
・独自アーキテクチャ
・デゴイで実はがわだけ
どれだと考えたらよろしいでしょうか?

タイトル Re: あちらのコンピュータ
記事No 180
投稿日 : 2003/01/20(Mon) 08:22
投稿者 平祖556
> 主催者さまの集められる共和国の写真にはすごいとうなってしまいます。
> さてhttp://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/link/t_computer.jpg
> の子どもたちが触っているコンピュータですが
> ・アップル2互換機
> ・IBMPC互換機
> ・独自アーキテクチャ
> ・デゴイで実はがわだけ
> どれだと考えたらよろしいでしょうか?

時代的には外見は昭和40年後半〜昭和55年あたりのコンピュータかと思われます。
http://www.moat.net/cma/pet-apple3.html
横に8インチFDDが見えますし、一応画面に何か映っているようでもあります。
当時日本では、ベーシックマスターとか、Lkit16、MZシリーズ、FM7/11、PC88とか色々出ていました。
外見は似非PETのようですが、恐らく雰囲気だけかな?とも思えます。
独自アーキテクチャー技術はなかったと思いますし、IBM全盛の時代ですがPC互換機以前のマシンだと思われます。(外見は)
まあ! はっきり言って雰囲気だけかな・・てとこですか。

IBMPC互換機はもう少し後に出てきています。

タイトル Re: あちらのコンピュータ
記事No 183
投稿日 : 2003/01/20(Mon) 23:55
投稿者 主宰者   <dprk@ni-chika.pobox.ne.jp>
参照先 http://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/
> さてhttp://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/link/t_computer.jpg
> の子どもたちが触っているコンピュータですが

この写真の出典は「Bosom of Love,Cradle of Happiness」(金星青年総合出版社、1988、英・仏文)という写真集です。
キャプションは「A practical training for the computer」となっています。
発行年は互換機が既に登場している時期ではありますけれども、写真自体はもう少し古いもののような気がします。平祖556号様ご指摘の通り、かなり古〜いPCのように思えます。

タイトル Re: あちらのコンピュータ
記事No 184
投稿日 : 2003/01/21(Tue) 10:20
投稿者 祖父は警官
自分で書いて自分でレス入れるのも何なのですが。写真の中の情報より
・FDDがある、それは5インチである(単なるダムなターミナルコンソールではない、パソコンだということ)
・VDTを用いている(アップル2自身か、以降の*パソコン(*↑より)だということ)
・マウスがない(GUIは搭載しないOSやアプリだということ)
・本体キーボード一体型(その形状の一番有名な機種はアップル2である)
ここまでは言えると思います。
ただ「これを模したデゴイ」である可能性はあるかもしれません。

これらのことから、アップル2互換(CPUは任天堂ファミコンとも共通の8bitの6502)かそのデゴイというのが最も自然な推量ではないかと思います。そして使うソフトはファームウェアやROMに搭載されたBASICインタプリタか、Z80拡張カードや拡張メモリを載せた上でのPRODOSやCP/Mのアプリケーション。ビジカルク(表計算)なんかもありましたね。

・主催者さまの出典明示により1988年刊行の本と判明しました。
たとえば1988年であれば、日本ではINTEL80286のパソコンが高級機で、平祖さまの御指摘の8bit機もまだまだでていました。従って88年より以前に撮影されたものならば、その撮影が古ければ古いほど、あるいは世界の水準に伍して、さほど遅れた機種ではないものを入れていた(かそのデゴイか)であったろうと推量できます。

・ちなみに、所謂「互換機」IBMPC/AT型の互換の元祖は、コンパックの386機あたりになろうかと思いますが、86年。日本では80年代はMSXや8801から9801へという流れの中で推移していまして、90年にでますDOS/V(PCDOSJ/V4.0)やMSWindows3.0以降にゆるやかに互換機が浸透します。勿論80年代バスは(一部局所的にMCAはあったものの)ISAの8bitか16bitのものだけで、ローカルバスがないばかりか、拡張メモリもISAに挿していたりした時代であります。