タイトル |
: Re: あちらのコンピュータ |
記事No |
: 184 |
投稿日 |
: 2003/01/21(Tue) 10:20 |
投稿者 |
: 祖父は警官 |
自分で書いて自分でレス入れるのも何なのですが。写真の中の情報より ・FDDがある、それは5インチである(単なるダムなターミナルコンソールではない、パソコンだということ) ・VDTを用いている(アップル2自身か、以降の*パソコン(*↑より)だということ) ・マウスがない(GUIは搭載しないOSやアプリだということ) ・本体キーボード一体型(その形状の一番有名な機種はアップル2である) ここまでは言えると思います。 ただ「これを模したデゴイ」である可能性はあるかもしれません。
これらのことから、アップル2互換(CPUは任天堂ファミコンとも共通の8bitの6502)かそのデゴイというのが最も自然な推量ではないかと思います。そして使うソフトはファームウェアやROMに搭載されたBASICインタプリタか、Z80拡張カードや拡張メモリを載せた上でのPRODOSやCP/Mのアプリケーション。ビジカルク(表計算)なんかもありましたね。
・主催者さまの出典明示により1988年刊行の本と判明しました。 たとえば1988年であれば、日本ではINTEL80286のパソコンが高級機で、平祖さまの御指摘の8bit機もまだまだでていました。従って88年より以前に撮影されたものならば、その撮影が古ければ古いほど、あるいは世界の水準に伍して、さほど遅れた機種ではないものを入れていた(かそのデゴイか)であったろうと推量できます。
・ちなみに、所謂「互換機」IBMPC/AT型の互換の元祖は、コンパックの386機あたりになろうかと思いますが、86年。日本では80年代はMSXや8801から9801へという流れの中で推移していまして、90年にでますDOS/V(PCDOSJ/V4.0)やMSWindows3.0以降にゆるやかに互換機が浸透します。勿論80年代バスは(一部局所的にMCAはあったものの)ISAの8bitか16bitのものだけで、ローカルバスがないばかりか、拡張メモリもISAに挿していたりした時代であります。
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