タイトル 大人になりたい
記事No 68
投稿日 : 2002/12/09(Mon) 22:46
投稿者 匿名希望
第二次世界大戦の日本軍の残虐行為はとても恥ずかしく思います。
日本人はアジアの人々が被った痛みに見合った償いができるでしょう
か?不可能なことは明らかです。家族を殺された人の心の傷を贖える代
償は存在しません。このこう着状態から抜け出す答えは一つしかありま
せん。

日本人はもっともっと自らが犯した罪を直視しなければなりません。
隣人の痛みにもっともっと敏感にならなければなりません。日本人には
歴史から学ぶ勇気が非常に欠けています。同時に朝鮮人も日本人に対す
る憎しみから開放される必要があると思います。日本人への憎しみを自
己の存在の糧とする誘惑には常に注意する必要があると思います。加害
者が自らの至らなさを直視することが困難であると同じく被害者が加害
者を赦すこともまた難しいと思います。その両方ができて初めて真の和
解が訪れるのだと思います。

第二次世界大戦の侵略行為は100%日本人側に非があります。その前提
に立った上で、しかし日本人と朝鮮人の間で交わされる応酬を見聞きす
るにつけある種の未熟さを感じ取ります。あなたが本当に成熟した大人
であるなら隣人を殴ってしまった後で素直に反省しあやまるはずです。
あなたが成熟した大人であるなら殴り返すのではなく赦そうと努力する
はずです。自らの過失を反省できない人も相手を憎み続ける人も子供じ
みているように見えます。

日本人と朝鮮人の間の不幸な関係をどう捉えたら良いでしょうか?侵
略戦争を起こした張本人は私の親や祖父の世代であり、罪を問われるべ
きは彼らのはずで、私たちではありません。しかし、彼らが責任を果た
さないまま年老いて死につつある現実がつきつけられた時、私たちの世
代はどう対処すべきなのでしょうか?たとえ不条理であっても痛みに耐
えつつその後始末を引き受けるのが本当の大人の態度です。

私はこの文章を読んでいる日本人に問いかけたい。朝鮮の方々から強
制連行の責任を問いかけられた時どう応えますか?「親の世代がしたこ
とだから知らない。」とそっぽを向きますか?それとも、言い訳したい
ことが思い浮かんでも我慢して彼らの痛みに共感しようと努力しこれか
ら何をすべきか考えますか?どちらの人がより魅力的だろうか?とても
困難であるが私は後者のような人になりたい。

私はこの文章を読んでいる朝鮮人に問いかけたい。あなたは自分の子
供に「日本人は加害者で憎むべき敵だ。」と教えますか?それとも、「
私は殴られた人の痛みを知っている。戦争を通じて暴力や憎しみが何の
解決にもならないことを身をもって体験した。あなたたちはこの貴重な
体験を無駄にしないでおくれ。どうすれば日本人と朝鮮人が平和に暮ら
すことができる世の中が実現できるかを考える子供になっておくれ。」
と教えるだろうか?どちらがより魅力的だろうか?とても困難であるが
私は後者のような人になりたい。

私が言いたい事分かっていただけますでしょうか?

タイトル Re: 大人になりたい
記事No 70
投稿日 : 2002/12/09(Mon) 23:36
投稿者 主宰者   <dprk@ni-chika.pobox.ne.jp>
参照先 http://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/
> 日本人はもっともっと自らが犯した罪を直視しなければなりません。
> 隣人の痛みにもっともっと敏感にならなければなりません。

犯してもいない“罪”も含めて、我々日本人は過去50年以上も歴史を直視し続けてきたと思いますが。
これ以上何をせよとおっしゃられるのでしょうか??

> 第二次世界大戦の侵略行為は100%日本人側に非があります。

「第二次世界大戦」とおっしゃるからには、日本にとってのそれは大東亜戦争のことですね?
あの戦争はわが国と米英との戦争ですね。確かに手を出したのは日本です。そしてわが国は敗北し、粛々とその代償を支払いました。

> あなたが本当に成熟した大人であるなら隣人を殴ってしまった後で素直
> に反省しあやまるはずです。

全くその通りです。
但し、殴ってもいないのに「殴った」と不当な言いがかりをつけられてもなお「私が殴りました、すみません」などと謝る必要もまた、ないはずです。成熟した大人であれば……。

> 侵略戦争を起こした張本人は私の親や祖父の世代であり、罪を問われる
> べきは彼らのはずで、私たちではありません。しかし、彼らが責任を果
> たさないまま年老いて死につつある現実がつきつけられた時、私たちの
> 世代はどう対処すべきなのでしょうか?たとえ不条理であっても痛みに
> 耐えつつその後始末を引き受けるのが本当の大人の態度です。

祖国のために命を賭して戦った先祖を貶めるのが“大人の態度”でしょうか?
そもそも、“責任”とは何でしょう。戦争責任なら、いわゆる“戦犯”の方々の命で、あるいはサンフランシスコ講和条約をはじめとする諸条約で、全て贖われたと思いますが。

> 私はこの文章を読んでいる日本人に問いかけたい。朝鮮の方々から強
> 制連行の責任を問いかけられた時どう応えますか?

私ならNo.67の書き込みの如く、正々堂々と反論しますね。


私もかつては、貴殿と全く同じような(あるいは、貴殿以上に自虐的な)認識を抱いていました。ですから、なぜ貴殿がそのようにお考えになるのか、よくわかるつもりです。
しかしそれでも、端的に申し上げますと、貴殿の認識は偏っているといわざるを得ません。「100%日本人側に非があ」る、などという言説自体がそれを顕著に示しているとは言えませんか?
歴史というのは、客観的な事実そのものです。そして非常に多面的なものです。歴史を評価する場合も、一面的な視野で、あるいは後代の視点で以って一方的に断罪すべき性質のものではないはずです。

それから、この掲示板はツリー式ですから、それに見合った投稿方法を行ってください。散発的な書き込み(※No.69の如く)は全体のバランスを乱します。
加えて、今後はきちんとしたHNを名乗って頂くよう、お願いします。投稿される以上、文責は明確にすべきではありませんか?

タイトル Re^2: 大人になりたい
記事No 78
投稿日 : 2002/12/11(Wed) 21:57
投稿者 匿名希望
> それから、この掲示板はツリー式ですから、
> それに見合った投稿方法を行ってください。
> 散発的な書き込み(※No.69の如く)は全体のバランスを乱しま
す。

掲示板への書き込みに慣れておらず配慮に掛けていたことを謝ります


> 加えて、今後はきちんとしたHNを名乗って頂くよう、お願いしま
す。
> 投稿される以上、文責は明確にすべきではありませんか?

実は私は、防衛庁に製品を納めさせていただいている会社の技術者な
のです。日本の方なら皆さんご存知の会社です。法律上犯罪を犯すよう
なことはしてませんが、身分を明かすのがまずい立場に置かれています
。「文責は明確にすべきではありませんか?」と言うのは全くそのとお
りですが、お赦しくださいませ。

専守防衛のためとはいえ職場で日々兵器を製造する心境は複雑なもの
があります。このような特殊な環境で働いているとつい誰かに自分の思
いを聞いてもらいたい。という気持ちになり掲示板に書いてしまいまし
た。

共和国とわが国の距離は余りに近くミサイルなら10分程度で着弾し
てしまいます。共和国のミサイルが本当はどの程度まで完成しているの
か私には分かりませんが、この緊張状態を目の前にした時、「自分たち
の生命をどう守るか?」という課題が日常的につきつけられます。しか
し、現在は最高の技術を持ってしても飛来するミサイルの脅威を完全に
取り除くことは非常に困難です。

本物の兵器を取り扱う時の存在感、威圧感、恐怖感は体験したもので
しか分からないと思います。「こんなに恐ろしいものがもし自分のとこ
ろに飛んできたらどんなに恐ろしいだろう。」といつも思います。その
精巧さ、破壊力の大きさを知るだけに重圧感に押しつぶされそうになり
ます。この世界は一般人がちょっと想像できないような水準の技術が惜
しげも無く投入されています。でもその技術は物を破壊し人を殺傷する
ためのものであることに間違いはありません。できれば平和に解決でき
ないかと思うのです。何らかのかたちで和解する道が見つかればといつ
も思っています。

ちなみに私は左翼は好きではありません。真の意味での人間らしさは
魂からでてくるもので、物質からは出てこないと思うからです。従って
、唯物史観は物事を一面的に分析する切り口になりえても社会原理には
なり得ないと思います。唯物史観や階級闘争を原理とする社会からは真
の意味での幸福や安らぎは生まれてこないと感じています。
現状では未だ様々な欠点はあるにしても自由と民主主義を基盤にした
社会を私は支持しています。自由を束縛するのではなく、人は自由な環
境でも品位を失わない能力を身に付けることができると私は信じていま
す。

タイトル Re^3: 大人になりたい
記事No 80
投稿日 : 2002/12/12(Thu) 00:57
投稿者 主宰者   <dprk@ni-chika.pobox.ne.jp>
参照先 http://ni-chika.pobox.ne.jp/dprk/
ご投稿内容、了解しました。
てっきりサヨクの煽りかと思ったもので(^^ゞ私も失礼な言動を働いてしまったかも知れませんが、ご容赦下さい。

> 共和国とわが国の距離は余りに近くミサイルなら10分程度で着弾し
> てしまいます。

今現在でこそ、(世論のレベルでの)危険認識は高まっていますが、思えばノドン1号(当時は「労働1号」と誤訳されていましたが)の時なんぞ、一報を聞いたときにどれだけ肝をつぶしたことか……。
過剰気味な要素はあるにせよ、ご指摘の“「自分たちの生命をどう守るか?」という課題”に、政府も世論も向き合うようになったことは、大切なことだと思います。

> 真の意味での人間らしさは魂からでてくるもので、物質からは出てこない
> 唯物史観は物事を一面的に分析する切り口になりえても社会原理にはなり得ない
> 唯物史観や階級闘争を原理とする社会からは真の意味での幸福や安らぎは生まれてこない

全的に同感です。

タイトル Re: 大人になりたい
記事No 73
投稿日 : 2002/12/10(Tue) 11:36
投稿者 ひこ
トラブルの中身を精査し、暴利の請求部分は固くお断りし、ころあいを見て収束を図るのが大人ではないでしょうか。保険会社が間に入っているのではないのですから、慰謝料をゲットするのが代々の慣わしにされてはたまりません。彼らの話は「許そう、しかし忘れまい」というような崇高なものではないのです。(お金が絡む)

要求が、「補償せよ!」(反日)というものではなく、「もっときれいになってやる!」(克日)という話であれば、日本は「力になってあげたいな」と思う国だと思います。結局お金が出て行くのは同じですが、それは「日本自身にとって生きたお金」であって、受け手の思惑は関係ありません。

そういうわけで、今となっては「朝鮮人が何を思い、どう行動するか」が大注目です。でも、どうしたことでしょうか。北の特権階級が民衆を餓死させているといいますが、自分の生活を守るという点では韓国国民も似たように見えます。当事者のこの態度を差しおいて、日本があれこれ言うことはできないと思います。

日本はあくまで、韓国や在日朝鮮人のあとおし。もし彼らが、「日本のせい」と言い出したら、「自主独立はどうした」とかいう感じの国民歌謡でも歌い上げて、孤独を突きつけないとこの隣人は底力を発揮できないと思います(IMF危機の際の反応は立派でした)。このような友好の形もあると思うのが、正味の反省ではないでしょうか。

巷では勇ましい議論がきかれますが、崩壊後、助けたまさにその人たちの間から、いずれ「侵略」と声が上がることを覚悟してのことなのでしょうか。ちなみに総連は帰国事業の事業主体は日本側であり、自分達に非はないと裁判で主張しているようです。どうしたって、こうなっちゃうのです。

主義主張を越えて周辺国が受容せざるを得ない解決策、それは、本人たちによる解決よりほかにないと思います。だから、今度こそ自力でがんばれ!と思うのです。甘口の「反省」なんかで邪魔してはいけません。また統一朝鮮の脅威を云々しても仕方のないことです。

冬を前にして同一民族が死に瀕しています。全民族をあげて中国にでもお願いして、とりあえず彼を引き取ってもらってください。飢餓の子供が心配で仕方がありません。

タイトル Re^2: 大人になりたい
記事No 74
投稿日 : 2002/12/10(Tue) 13:07
投稿者 祖父は警官
一度書いて、削除したんですが。前は私はツリー元の「匿名希望」氏にまともに返したつもりでありました。

そんで、見直して、ふと「ねた」じゃないか、釣りなんじゃないか、「つられて」しまったか?という疑念がよぎりまして、削除しました。

いくら何でも匿名希望さんの議論は、いかにも硬直で、所謂左翼のカリカチャとして、そういう考えは全くもってない(実は案外狭い世界しか知らないくせに)自分の方が知見が広いと思い上がっていて、われわれと(氏の考える)硬直左翼とを同一視していて、われわれをバカにするために書いているのではないか、と。

タイトル Re^3: 大人になりたい
記事No 75
投稿日 : 2002/12/10(Tue) 14:56
投稿者 ひこ
祖父は警官様。こんにちは。お元気ですか。
むずかしいところですね。知っててそうなら困りますが、知らないでそうなら捨て置けないし。いずれにしても、ちょっとリアリティがうすい感じはしました。

日本人と朝鮮人は、この件では、お互い生身の当事者なのですから、解決策は「割って2」というわけにはいきません。また、内容もおおあじでよく見えないところがありました。(「ひこ」の不勉強もあるかも。)

なんにしても、表現するとき、単語がさし示す対象が見えないことには、一般論ですが「論理の模様がきれい」とか、「言葉の煙幕が素敵」とか、「リズミックな感じがグー!」というようなことでしか受け止めようがありません。「ひこ」は、その快感を根拠に「筋が通った話」としてそれを受け入れたくはありません。

過去の問題についての基本資料を良いことも悪いこともしっかりと検討することがじみじみ大事だなあと思いました。

タイトル Re^4: 大人になりたい
記事No 76
投稿日 : 2002/12/11(Wed) 02:30
投稿者 祖父は警官
こんばんわ

> ちょっとリアリティがうすい感じはしました。
> 内容もおおあじでよく見えないところがありました。)
> 単語がさし示す対象が見えない。

同感です。つまりふわっと内容を誤魔化して、こちらの知識を探りを入れているんじゃないでしょうか。臆病でずるい若造。自らよってたつ立場がないのであるなら、もっと謙虚に共に学ぼうとか教えを請おうという立場でいうならともかく、一方的にまくしたてて「あなたがたは」ですからね。しかも「釣り」である可能性も濃厚です。最初のボタンをかけちがう人には、申し訳ないがあまり手をわずらわせる気が失せてしまいます。

> 過去の問題についての基本資料を良いことも悪いこともしっかりと検討することがじみじみ大事だなあと思いました。

同感です。よく見ますと韻を踏んでいるし。自己陶酔しちゃってみっともないったら、ありゃしない。洒落のつもりでしょうが、文章には何かしらその人の人柄が隠しおおす事はできずにでてくるものです。

タイトル Re^4: 大人になりたい
記事No 79
投稿日 : 2002/12/12(Thu) 00:42
投稿者 匿名希望
私はずっと技術の世界で生きてきました。現在もそうです。自分で言う
のも何ですが大学から現在に至るまで真面目に勉強し成果を積み上げて
きました。しかし、そんな経歴なので政治経済や人文科学の知識やセン
スは自分でも非常に不足していると思います。正直とんでもない誤解も
していてもちっともおかしくない状態です。

9月11日、そして、朝鮮半島の緊張…が続く中で少し疲れているの
も事実です。「私が言うことが正しい…これを聞け!」というので無く
、「ちょっと私の想いを聴いて欲しい…」的な思いで書いたのでした。
「お前は未熟だ…」と言われるかも知れませんが、大目に見てください
。そういう訳で「リアリティが無い」「対象が見えない」というのは独
白なのである意味当然なのです。ご迷惑をおかけしました。

しかし、技術の世界と違い、人文科学の分野は門外漢が「さて勉強し
よう」と思っても書籍はおろかマスコミもどれが信用できてどれがでた
らめか区別することができません。特にマスコミの報道と防衛産業の現
場で見聞きする事実の乖離の大きさに驚かされます。コメンテータは「
現物を見たこと無いのになぜあれだけ架空のことを創作できるのか?」
と思います。技術者の私としては信じられない世界です。信条や主義は
人それぞれかも知れま1せんが、事実に基づかない報道は悪だと思いま
す。(まあ、マスコミを工場に入れる訳には行きませんが…)自分でも
見識を広めたいと望んでいますが、大きなジレンマを抱えているのも事
実です。

この文章1も十分推敲した訳で無いのでそこのとこ割り引いて下さい
念のため!

タイトル Re^5: 大人になりたい
記事No 81
投稿日 : 2002/12/12(Thu) 15:31
投稿者 ピョートル   <shouheirinn@naver.co.jp>
一介の大学院生として申し上げますが、自衛隊の兵器の生産に携わっておられる方なら、「自分が作っている兵器は、外国の不当な侵略や、国内の治安を攪乱しようとするテロリストの暴力から、国民の生命・財産の安全を守るためだ。」とは、お考えにならなかったのですか?周囲を見渡せば、原爆や水爆を持っている国は、山ほどあります。ロシア革命当時の旧ソ連では、共産党の支配に対して反乱を起こした農民たちに、共産党は毒ガスを使いました。イラクでは昔、反乱を起こした少数民族に対し、イラク政府はナパーム弾を浴びせかけました。かつて、あるイスラエル人は、パレスチナ人への攻撃を咎められた際に、「私たちが身を守る手段を持たなかった時、ナチスは私たちの体から石鹸を作ったではありませんか。」と言い返しました。
匿名希望さん、我々日本人が兵器を作る以上、決して大量虐殺の道具にしてはなりませんが、虐殺者の魔手から、弱い者たちの身の安全を守れる程度の兵器は、持つべきではないでしょうか。その辺を、どう考えていらっしゃるのでしょうか。

タイトル Re^6: 大人になりたい
記事No 82
投稿日 : 2002/12/14(Sat) 00:30
投稿者 匿名希望
現代の兵器は第二次世界大戦時代とは比べ物にならないほど強力です。
「身を守るために必要だ」という主張は説得力がありますが、その破壊
力を前にすると対立と軍拡の悪循環はとても危険です。テロからどう身
を守るかについては常に意識しています…というより標的候補そのもの
ですから日常的に警戒せざるを得ないといった方が正しいです。でも、
どちらかというとテロよりもスパイの方が怖いです。テロはどんなに悲
惨でも被害の範囲が確認でき、しかも一時的な損害に限られますが、機
密の漏洩は長年培ったノウハウが永久に相手の手に渡るわけで、しかも
、多分、被害にあっていることすら気付かないわけで遥かに深刻です。
実際、職場が共産スパイの標的にされたことがあります。

私が通っていた小学校は日教組が強くストばかりしていました。先生
が授業時間中「私たちは学校の解放ため正義のためにストをしている…
云々。」と演説することも時々ありました。公立学校はそんな有様で荒
れていましたから、両親は私を私学に行かせようとしました。私は幸い
ミッション系の学校に進学できたので、授業で人権や自由の大切さと共
産主義の危険性をきっちり教えられました。公立学校では多分「なぜ人
権が大切なのか?」「なぜ自由が大切なのか?」という「なぜ」の部分
を一貫性を持ってきっちり説明できる先生は現在でも少ないのでは無い
でしょうか?
私の大学の誇りは学生たちが自力で左翼の学生(大部分が他校の生徒
)をキャンパスから校外に押し返したことです。言うだけでなく行動を
もって自治を守りました。今の学生は一般的に主張は明確ですが、行動
力に乏しいように見えます。」私たちは言いました「あなた方が共産主
義を信じるのは勝手だが私たちは神や魂を信じる。私たちの大学に侵入
する権利は貴方には無い。ましてやキャンパスに汚い看板を立てたり落
書きする権利は無い!私はじゃまされず勉強する権利がある!」とまく
し立てたものでした。

話が変な方向にいってしまいましたが、ピョートルさんが大学院生と
いうことなので学生時代をなつかしく思い書いてしまいました。今の大
学はどんな状況でしょうか?(今度は人文社会の勉強をしたいなぁ。)

タイトル Re^7: 大人になりたい
記事No 83
投稿日 : 2002/12/16(Mon) 12:09
投稿者 ピョートル   <shouheirinn@naver.co.jp>
共産スパイがいるとは・・・。職場の同僚といえども、簡単に本音を打ち明けられませんね・・・。疑心暗鬼にかられるっていうか・・・。
なお、うちの大学(広島大学)では、「反戦委員会」なる中核派系の極左がビラをまいたり演説をしたり看板を置いたりと、やりたい放題ですが、ほとんどの学生は無視しています。下手に口論するよりも、無視するほうが効果があるんじゃないかと思うぐらい、誰も見向きもしません。でも、実際に自分の意見を堂々と主張して思想の自由を守り抜いた匿名希望さんの行動は、立派だと思います。私も共産主義の危険性については研究しましたが、いまだに頭の中で思ってるだけで、何も実行できてません。もし、よろしければ、匿名希望さんと、共産主義の危険性についてお話したいと思うのですが。
あと、左翼教師についてですが、私の地元にも何人かいます。親戚に高校教師がいるので、聞いたのですが、ある校長が「男子の本懐」という言葉を使ったのに対し、左翼教師が「『男子の本懐』と言うとは、貴様は女性差別論者だ!!」と一方的に言いがかりをつけて、校長をつるし上げたことがあったそうです。「人権」にしても、学校内でクラスメートをいじめた者を罰しようとしても、左翼は「人権」を振りかざして反対します。最近、牛田麻希著「問題のない私たち」(コバルト文庫刊)や、ももち麗子著「いたみ」「うわさ」(講談社刊)で、いじめっ子やいじめられっ子の心理を鋭く分析しているのを見て感心しましたし、私は、「なぜ他人を傷つけるのか、その心理を理解しないことには、人権だの平和主義だの語れない。」と思います。たとえ、神の教えを知っていても、いじめる側は、おかまいなしにいじめます。戦争や虐殺にしても、我々の常識では思いもつかないような理由で起こることもあり、我々が平和を求めてるからといって、向こうも平和を求めているとは限りません。長くなりましたが、兵器の危険性を考えると同時に、「なぜ戦争や虐殺が起こるのか」を考えてください。

タイトル Re: 大人になりたい
記事No 77
投稿日 : 2002/12/11(Wed) 09:08
投稿者 ひこ
何度もすみません。(難儀な性分と心得ております。)

同じ帝国臣民として徴用された朝鮮人が、はせ参じたその先でひどい扱いを受けることもあったこと。それを国同士の問題(強制連行)にすることがいかに「大人げなく」、いかに元も子もないことかと思うのです。そうすれば、日本に責任はないといわざるを得ません。

それによって、時代の気分があったとはいえ、企業が彼らを粗暴に扱ったことや、周囲がそれを黙認したこと、要するに、端的に言って人のあいだで差別があったことが棚上げされてしまうのです。(もちろん、心ある交流があったことも)

責任回避の方法にもおそらく民族性があり、朝鮮人ならば「他人のせい」かな、と失礼ながら思いますが、日本人の場合「共同責任は無責任」といったところでしょうか。日本人が向き合う反省点は、じつは日本人自身がよく知っていると思います。

このようなわけで、在日の方が、立場上の都合から「連行されてきた」となんとなく言い続けるのは不健全で非建設的だし、それをうけて周囲の日本人がそれに呼応するのは、無意識がさせるのか、単なる深読みか、日本人の「きわめて高度な」責任回避としか思えません。

「朝鮮人は同じ帝国臣民だった。」だから問題の根が深いのだと思います。