ちきゅう座とは
今日の世界は、歴史上例を見ない根本的なジレンマに直面しております。 年々深刻化する地球環境破壊や、グローバル金融資本の支配と情報技術の高度化に伴う貧富の極端な拡大、 人間の精神そのものの解体現象など、その典型といえるでしょう。9.11以降の世界の現実も、歴史の逆行、 文明そのものの再野蛮化の様相を呈しています。日本の支配層は、こうした現実に追随し、アメリカとの運命共同体化を推進しております。 そうした動向に警鐘を鳴らすべきマス・メディアも、事態の本質や真実を伝えず、表面的な情報提供に終始しています。
こうした現状に対処するためには、現代の世界と日本の直面している問題の本質に迫る情報と 言説を出来るだけ多くの人が共有することが何より大切かと考えます。私たちはそのための方策として、 インターネット上に「ちきゅう座」と称するサイトを立ち上げ、真に重要な情報の提供や、 私たちの生活実感や研究・実践活動に基づく自由な現状批判や問題提起、相互討論のための共同の場を構築することにしました。 私たちは、サイト上に一般に報道されていない海外のメディア情報や、内外の研究者や思想家、実践家の現状分析や問題提起、 さらには著書、論文の紹介などを定期的に掲載することによって読者の参考に供し、時に討論を挑発する役割を果たしたいと考えております。
情報自体は既に無数に氾濫しておりますし、内外の識者のご高説も色々提供されております。 しかし、全ての根幹は、私たち自身が自らの生活や実践活動、研究成果に即した知的省察の成果を相互に交換・批判しあうことを通じて、 私たちの直面している問題の真実に迫るintelligence情報を共有する点にあると考えています。
田中正司(横浜市立大学)、塩川喜信(元東京大学、神奈川大学)、久富可美(不動産鑑定士)、田辺孝次(社会運動家)、合澤清(現代史研究会)
〒113-0033 東京都文京区本郷2-3-10 お茶の水ビル
電話 090-4592-2845
ちきゅう座事務局長 松田健二
ちきゅう座の顧問に五氏を迎える
ちきゅう座では会員総会のご承認を得て、顧問制を導入することになりました。どのような現状認識に基づいてどなたにお願いしたら良いか慎重審議の結果、研究者と実践家や生活者とメディア関係者との連携・交流をより深めることが、ちきゅう座の意図する公共空間の充実のために不可欠であるとの観点から、次の五氏に顧問になっていただきました。
水田 洋 (名古屋大学名誉教授、社会思想史)
池田龍夫 (ジャーナリスト、元毎日新聞記者)
宇波 彰(明治学院大学名誉教授)
岩田昌征(千葉大学名誉教授)
田中正司(横浜市立大学名誉教授、ちきゅう座前運営委員長)
ちきゅう座のイデーの実現のため、いろいろご指導・ご助言いただけることと存じます。
会員や一般読者の方々におかれましても顧問制導入の趣旨をご理解いただき、日本の思想風土の風通しを良くし、自由なオピニオンの交流の環を拡げることに投稿その他の形で積極的にご協力いただければ幸いです。
2012年12月2日のちきゅう座第七回総会において以下の人事を決定いたしました。
運営委員長 野沢敏治
事務局長 松田健二
編集委員長 大川昭一