■麻酔用の筋弛緩剤を紛失 北野病院と管理責任者を書類送検
大阪市北区の北野病院で去年7月、麻酔用の筋弛緩剤がなくなり、鍵をかけて保管していなかったとして警察は病院と管理責任者の医師を書類送検しました。
北野病院は去年7月、手術準備室内の保管庫にあった麻酔用の筋弛緩剤「エスラックス」の瓶5本がなくなったと発表しました。
エスラックスは薬事法で毒薬指定されていて紛失したのは成人15人分の致死量にあたるということです。
エスラックスの保管には鍵をかけるよう定められていますが、警察は保管庫の施錠がされていなかったとして、先月25日、病院と当時の麻酔科の管理責任者だった男性医師(54)を薬事法違反の疑いで書類送検しました。
男性医師は「日ごろから頻繁に使うので、鍵をかけなかった」と容疑を認めているということです。 (04/04 23:44)
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