■警察庁「特殊詐欺」認知数・検挙数を発表
2013年4月1日、
警察庁は「特殊詐欺の認知・検挙状況等について(平成25年2月)」を発表した。
同資料は2013年1月~2月の「
特殊詐欺」の認知・検挙数をまとめたものとなっている。
警察庁では「
特殊詐欺」を以下のような詐欺としている。
特殊詐欺とは、面識のない不特定の者に対し、電話その他の通信手段を用いて、預貯金口座への振込みその他の方法により、現金等をだまし取る詐欺をいい、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金等詐欺、金融商品等取引名目の特殊詐欺、ギャンブル必勝情報提供名目の特殊詐欺、異性の交際あっせん名目の特殊詐欺及びその他の特殊詐欺を総称したものをいう。(引用:警察庁)
詐欺を誘うメールなどが送られてきた経験がある人も多いであろう。
異性と交際してお小遣いをもらえるというような詐欺メールはおなじみの物だ。
今回は、このような「
特殊詐欺」の
男女別、年齢別の被害者のランキングを出してみた。
■男女年齢別「特殊詐欺」被害者ランキング!
まずは「オレオレ詐欺」である。
この詐欺はやはり高年齢層がターゲットになるようだ。特に女性の方が騙されやすい。ことがデータからみてとれる。
被害者は男性19.8%に対し、女性が80.2%と圧倒的に女性が被害者となっている。
オレオレ詐欺被害者TOP31位:70歳以上女性(53.9%)
2位:60~69歳女性(20.1%)
3位:70歳以上男性(14.1%)
「
架空請求詐欺」は以下のようになる。
架空請求詐欺被害者TOP31位:70歳以上女性(19.1%)
2位:20~29歳女性(12.0%)
3位:30~39歳女性(8.7%)
3位:60~69歳女性(8.7%)
これも被害者の割合は女性が60.7%と男性を上回る。70歳以上の高齢女性の次に20~29歳女性が多いのは注目に値するだろう。
「
架空請求詐欺」はかなり話題となっている詐欺である。若い年齢でひっかかる人は
申し訳ないが情弱といってもいいのではないだろうか?
「
融資保証金詐欺」については被害者の割合が男女逆転する。男性が63.3%と多くなる。
事業などに絡んでくる詐欺という面もあるだろう。女性は縁がないケースが多い。
融資保証金詐欺被害者TOP31位:60~69歳男性(16.3%)
2位:20~29歳男性(12.2%)
3位:50~59歳男性(8.7%)
還付金等詐欺、
金融商品等取引名目の特殊詐欺、
ギャンブル必勝情報提供名目の特殊詐欺、
異性の交際あっせん名目の特殊詐欺のTOP3は以下のようになってくる。
還付金等詐欺被害者TOP31位:70歳以上女性(48.2%)
2位:60~69歳女性(26.4%)
3位:70歳以上男性(17.7%)
「還付金等詐欺」でも女性被害者が
77.7%と男性を圧倒する。
金融商品等取引名目の特殊詐欺被害者TOP31位:70歳以上女性(45.0%)
2位:70歳以上男性(20.7%)
3位:60~69歳女性(18.3%)
「金融商品等取引名目の特殊詐欺」でも女性被害者が
67.7%と男性を圧倒する。
ギャンブル必勝情報提供名目の特殊詐欺被害者TOP31位:60~69歳男性(15.9%)
2位:70歳以上男性(12.2%)
3位:20~29歳男性(18.3%)
「ギャンブル必勝情報提供名目の特殊詐欺」の被害者はさすがに男性被害者が多い。しかし案外拮抗している。
男性が57.3%、女性が42.7%だ。
30歳~49歳ではむしろ女性の方が被害者が多くなっている。
異性の交際あっせん名目の特殊詐欺被害者TOP31
位:50~59歳男性(50.0%)
2位:20歳~29歳女性(16.7%)
2位:40~49歳男性(16.7%)
2位:40~49歳女性(16.7%)
「異性の交際あっせん名目の特殊詐欺」では男性被害者の方が多いが50~59歳男性が突出していることが原因のようだ。
19歳~39歳の男性の被害者が0%なのに対し、
女性は20~29歳で16.7%となっている。
特殊詐欺に関して「高齢者が被害者になりやすい」というイメージがあるが、これは正確には「高齢女性を含む女性が被害者になりやすい」と変えるべきではないだろうか。
「特殊詐欺」にひっかからないように、より注意を喚起すべき対象は女性である。【
naka773】

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