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(22時間42分前に更新) |
徒歩でリヤカーを引きながら飲酒運転根絶の意識を広げようと、浦添市の港川学童クラブの児童8人が小学校卒業を記念した旅「リヤカーマン」を4日、スタートさせた。2泊3日で、本島南部約60キロを歩く。
児童は「飲むなら乗らない 乗るなら飲まない」と手書きのピンクのビラを周囲に配りながら歩いた。
同日午前、メンバーは浦添市の学童クラブを出発し、各警察署に立ち寄りながらアピール。那覇市泉崎の県警本部では砂川道男交通部長らが激励。「飲酒運転根絶子ども普及団体」の第1号に同クラブを委嘱した。
砂川交通部長は「飲酒運転を無くすには周囲が声をかけ励ますことも大事。皆さんがそのリーダーになってほしい」と励ました。
上原涼さん(12)は「誰だって、家族や大切な人がいる。だから飲酒運転をしたら駄目」と話していた。