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作家・佐藤亜有子さん死去 43歳、「ボディ・レンタル」

佐藤亜有子さん
死去した佐藤亜有子さん
Photo By 共同 

 小説「ボディ・レンタル」などで知られる作家の佐藤亜有子(さとう・あゆこ、本名平亜有子=たいら・あゆこ)さんが1月5日午前0時半ごろ、睡眠薬とアルコールを併用したことによる急性薬物中毒のため東京都港区の自宅で死去していたことが5日、分かった。43歳。盛岡市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は夫平明典(たいら・あきのり)氏。

 東大文学部卒。自分の体をレンタルする女子大生を描き、1996年に文芸賞優秀作に選ばれたデビュー作「ボディ・レンタル」や「東京大学殺人事件」が話題になったほか、「葡萄」が97年に芥川賞候補作となった。

 6日発売の河出書房新社の文芸誌「文芸」夏号が死去の事実を発表、佐藤さんの遺稿「蜘蛛」や追悼特集も掲載している。

[ 2013年4月5日 12:44 ]

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