中国（ちゅうごく）で２０１０年（ねん）に亡（な）くなった人（ひと）の約（やく）１５％が、大気汚染（たいきおせん）が原因（げんいん）とみられる病気（びょうき）で死（し）んでいたという調査結果（ちょうさけっか）を、清華大学（せいかだいがく）（北京市（ペキンし））などが発表（はっぴょう）しました。空気中（くうきちゅう）の小（ちい）さなつぶ「ＰＭ２・５」という物質（ぶっしつ）が原因（げんいん）で、肺（はい）の病気（びょうき）や脳（のう）の血管（けっかん）の病気（びょうき）などで亡（な）くなった人（ひと）の数（かず）は、１年間（ねんかん）で１２３万（まん）４０００人（にん）でした。中国（ちゅうごく）では、大気汚染（たいきおせん）が、食中毒（しょくちゅうどく）や高血圧（こうけつあつ）などと並（なら）んで健康（けんこう）に悪（わる）いものと考（かんが）えられています。