当社の基本例を紹介します。作品によって日数や内容は変わります
1:通関許可
検品(作業日数 2日)
世界中からフィルムが送られてきます。
海外から輸入する作品は、通関の手続きをします。
保税作業として、通関前に字幕作業に入ることもあります
(弊社は保税工場です)。
通関許可を得たフィルムは、
当社で検品し破損や傷など異常のないことを確認します。
異常がある場合は速やかにお客様へ報告します。
2:ハコ切り(作業日数 3日)
翻訳者がフィルム試写やテレシネされたビデオで映像を見ながら、
原語台本に区切りを書き込んでいきます。これをハコ切りといいます。
区切られたセリフ(ハコ)1枚ごとに字幕をつけます。
頭から通し番号がふられ、ハコ切り作業が完了となります。
字幕の枚数は平均して1作品で1000枚前後となります。
3:スポッティング(作業日数 3日)
ハコ切りされたセリフの、
話しはじめ(IN)と話し終わり(OUT)の音を 聴きながら
機械でひろっていきます。
1枚ずつのセリフの長さをデータに記録し
リストにして翻訳者へ渡します。
4:翻訳作業(作業日数 10日)
スポッティングリストと原語台本を基に
翻訳者が字幕をつけていきます。
字幕は通常、1秒で日本語3〜4文字、
アルファベット12文字が読めるとされており
スポッティングリストは何文字まで入れられるかの目安になります。
また、フィルム画面に置く字数としては 縦10文字・横13文字までが
見やすさの基準になっています。
この制限の中で翻訳作業をします。
5:仮ミックス(作業日数 2日)
翻訳原稿を入稿後、その仮の字幕と画をミックスさせビデオに収録します。
配給会社、翻訳者がそのビデオを見て、
字幕やスポッティングが合っているかを確認します。
6:字幕データ作成(作業日数 2日)
仮ミックスの確認後に発生した、字幕やスポッティングの訂正を反映させて
フィルム用のデータを作成します。
7:シミュレーション(作業日数 1日)
本番前の最終チェックの場となります。
配給会社、翻訳者、監修者などが一同に集まり
この場で字幕を決めていきます。
字幕やスポッティングの確認のほか、
字幕が読みにくい背景を避ける作業もここで行います。
変更・訂正もその場で速やかに直すことができます。
8:レーザー字幕焼付(作業日数 3日)
レーザー焼付マシンにフィルムと完成データをセットして、
字幕を焼き付けていきます。
ひとコマずつレーザー光で、 フィルムの乳剤を焼きとっていきます。
レーザーで焼きとられた箇所が白い文字になります。
9:レーザー初号試写(作業日数 1日)
字幕の入ったフィルムを試写して、内容および文字の視認性を確認します。
試写後に修正がある場合は次のフィルムに反映できます。
フィルムは指定の場所へご納品します。
2号以降の量産 レーザーでの作業
初号と同じように海外からポジフィルムをお取り寄せいただき、
検品で異常がなければ2号、3号・・・と焼き付けを行います。
数本のフィルムでの興行に適しております。
字幕ネガ作成による大量プリント
レーザー字幕のデータを字幕ネガに転用できます。
全国ロードショーなど本数の多い興行に適しています。
*海外でプリントする場合
字幕ネガのみ作成し、プリント作業をする海外のラボへ送ります。
字幕マスクの作成も可能です。
*当社でプリントする場合
オーバーレイ方式とコンポジット方式の2種類あります。