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【プロ野球】

釜田8失点KO 星野監督「引退前のオッサン」

2013年4月5日 紙面から

2回表にオリックス打線に打ち込まれ、天を仰ぐ楽天・釜田

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◇オリックス13−2楽天

 仙台に吹きかけていた熱風が冷気に急変した。釜田がプロ入り最多の8失点。4回途中でKOを喫し、楽天の連勝を3で止めてしまった。あまりにもふがいない内容。星野監督も「なんか、引退前のオッサンが投げているみたいだったね」とあきれ返っていた。

 19歳の魅力は消えていた。直球の威力はなく、制球も定まらない。6四死球。自滅だった。「いいところは何にもなかった。投球自体が小さくなってしまった。自分を見つめ直して、しっかりと一からやり直したい」と釜田。1年目の昨季に7勝を挙げた成長株の姿ではなかった。

 粗削りでもいい。指揮官が求めるのは、将来のエース候補にふさわしい投球だ。「去年は若さを前面に出して、腕を振っていたのがね。次の登板があれば良いけど。あのボールじゃ、ちょっとキツい」とピシャリ。帰り際にも、「若さがない、若さが」と繰り返した。打線も2点に抑えられ、見せ場なく完敗。落胆の色を隠すことはできなかった。 (井上学)

 

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