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学振&科研費申請書で気をつけたこと
- おすすめ図書
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- 申請書を交換できる友人を持とう(←一番重要)
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- ひとりよがりで書き上げてうまくいく人は少ない
- 恥ずかしがらずに人に見せる。
- 人の申請書には遠慮なく赤を入れる。嫌われる勢いで辛辣に。
- 出すと決めたらはじめにやること(事前準備)
- 今年の申請書の確認
- 年によってフォーマットが変わることがある
- 何を書かねばならないか、丁寧に読み取る。申請書に「書け」と書いてあることは全て書かねばならない。
- 申請資格、事務とのやりとり方法の確認
- 申請資格はあるか(科研費・学振)
- 研究者番号はあるか(科研費)
- 提出先の担当者は誰か
- 締切の確認
- 大学により締切はまちまち。必ず確認すること。
- 表の締切、裏の締切:締切を守るのが鉄則。でもより良い書類のため、どうしても校正に時間が必要なら担当者と早めに相談する。
- 通った申請書を集める
- 読みやすいと自分で思える申請書の共通点を考える。
- 集める申請書は申請分野と同じである必要はない。
- でもボスの申請書は見たい(研究の意義など分野ごとに特徴がある)
- 審査員を知る
- 細目について
- 審査員はどのように「読まされているか」
- 審査に使う申請書集は、まるで電話帳の厚さらしい。
- おそらく准教授以上の中年のオジサマが審査員。そろそろ老眼が始まっている(→小さな文字は☓)
- 日頃の業務で忙しい中、1週間程度で一気に見る人が多い(→読みにくい申請書はポイされる)
- 1つの申請書にかける時間は押して図るべし。
- 審査員だとしてどんな申請書なら読みたいか
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- 読みやすいこと(→文は短めに。修飾語がどこにかかるかわかりにくくないか。人に読んでもらうこと)
- 一本筋が通っていること(→本筋と関係ない話は入れない)
- 夢があること(→多少は風呂敷を広げよう)
- 申請額に見合った結果を出せそうか(→業績や予備実験データなどでアピール。既に取り掛かっている研究で申請するくらいがいい)
- 要点がまとまっていること(→審査員は審査結果にコメントをつけなければならない。コメントしやすく書けているか?)
- 専門用語について
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- 同じ分野の人が読むとは限らないので、専門用語が多くないか注意する
- タンパクや低分子を略語で書く場合、略語だらけになっていないか注意する。略語にする必要はほんとうにあるか?
- 言葉は統一されているか(→「誘導因子」と「制御因子」と同じ意味なら統一するとか)
- 見た目に関すること
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- 11または12ポイント
- 行間を開けて読みやすく
- 明朝体が基本
- キーワード等の強調のため太字下線を引くのもいいけど、せいぜい1ページに1〜2箇所とする
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- 図だけでだいたいの研究内容がわかると良い
- 色使いはグレースケールで
- 「これまでの研究」などに申請内容に関するとっかかりのデータを載せる
- 特殊な実験は図だけでわかるように説明
- 研究の位置づけのようなスキームも入れたほうがいいが、一般的な概念図なら入れない
- できたら絵は綺麗に。説明文はゴシック太字
- 綴じしろと反対側に図を入れる(→図が内側に来ないように)
- タイトル
- 申請書を書きあげてから考える。しっかり時間をかけて練る。
- 長いほうがいいかもしれない(→内容が具体的になるし、か一覧表の中で2行になったほうが目立つという説も)
- 他の課題とかぶらないように、少しだけ目新しさが出るように
【そのほか】
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