最終更新: 2013/04/04 18:10

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ネット選挙解禁を前に維新の会で問題発言相次ぐ

2013年夏の参議院選挙から、国民の候補者選びが大きく様変わりする可能性がある。
そのきっかけがインターネットによる選挙運動の解禁だが、その旗振り役の1人だった橋下共同代表率いる日本維新の会の足元が、ここにきて大きく揺れている。
来週にも衆議院の特別委員会で可決される見通しの、インターネットを使った選挙運動を解禁する法案。
4日は、与野党で意見が対立している電子メールによる選挙運動を、一般の有権者にも認めるかどうかをめぐって、賛成・反対のそれぞれの立場から参考人質疑が行われた。
反対する選挙プランナー・三浦博史氏は「一般の有権者が自らの熱い思いをメールで送信した結果、思いがけず刑事告発をされることもある」と話した。
賛成する慶応大学大学院客員教授・夏野 剛氏は「ツイッターでつぶやいていいのに、メールで送ったら駄目というのは、これは非常にわかりにくい」と話した。
ネット選挙が解禁されれば、これまで街頭演説や握手が中心だった選挙運動が一変する可能性もある。
2月14日、日本維新の会・橋下共同代表は「僕らみたいに組織がない政党は、このネットというのは、ものすごく重要なツールになる」と話していた。
このネット選挙の解禁に、早くから期待を示してきたのが日本維新の会の橋下共同代表。
ところが、その足元の維新の会の大阪市議をめぐり、ある問題が浮上した。
3月8日、大阪維新の会・丹野壮治市議は「このたびは、私のホームページの中のブログで、幼稚で不適切な表現があり」と謝罪した。
3月、丹野壮治市議が、自らのブログで「地下鉄民営化」に否定的な大阪市議会の自民党に対し、「自民党はおいしい汁を忘れられないアリンコ」、「お前はもう死んでいる!」などと中傷し、謝罪に追い込まれた。
さらに2日には、大阪維新の会・井戸正利市議が「このたびは、私が市民の皆様から頂きました貴重な意見陳情書をごみ箱に捨て、写真を撮ってブログに載せる...。深くおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
井戸正利市議が、自らのブログに、市民からの陳情書をごみ箱に捨てた写真を掲載したとして、謝罪した。
井戸市議は、陳情書について「デマだらけのめちゃくちゃなもの」としたうえで、「仮置き場の机の上に山積みしていたのが片付きました、あとは焼却処理あるのみです」と記していた。
1日、日本維新の会・橋下共同代表は「何を表現したかったのかわからない。表現方法について、もうちょっと市議団に考えてもらわないと駄目。最近多いですね」と述べた。
相次ぐ「橋下チルドレン」のネットをめぐる不祥事。
ネットを使った選挙運動はこの夏の参議院選挙から解禁される見通し。

(04/04 18:00 関西テレビ)


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