証券取引等監視委員会が、通信会社イー・アクセスの役員秘書だった男性社員を、金融商品取引法違反(インサイダー取引)の容疑で強制調査したことが3日、わかった。同社が通信大手ソフトバンクに買収されると知りながら、公表前に自社株1千万円分を購入していた疑いがある。
証券市場関係者によると、社員は20代で、買収されることを職務上知り、昨年10月に公表される前にイー・アクセス株を約700株購入した疑いが持たれている。株価は、ソフトバンクによる買収公表前は1万5千円前後だったが、11月下旬には6万円を超えるまでに値上がりした。
監視委は先月、男性社員の関係先やイー・アクセスなどを捜索した模様だ。イー・アクセスは朝日新聞の取材に、「監視委の調査を受けているのは事実。調査に全面的に協力している」とコメントしている。
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朝日新聞社会部