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            伊藤忠・九電も地熱発電に進出4月4日 15時48分
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    経済成長に伴って電力需要が高まっているインドネシアで、大手商社の「伊藤忠商事」と九州電力は、現地企業などと共同で大規模な地熱発電事業に乗り出すことを発表しました。
発表によりますと、伊藤忠商事と九州電力は、インドネシアで地元企業などと共同で新会社を設立し、スマトラ島に発電能力が33万キロワットの大規模な地熱発電所を建設することになりました。
国内の電力会社が海外での地熱発電事業に乗り出すのは今回が初めてで、実現すればインドネシアの地熱発電所では最大規模になるということです。
伊藤忠商事と九州電力などは、3年後から3つの発電設備を順次稼働させ、現地の電力会社に30年間にわたって電力を販売する計画です。
地熱発電は、地下深くの高温の蒸気などで発電するもので、世界有数の火山国であるインドネシアは、再生可能エネルギーの中では天候に左右されず安定的に発電できるとして地熱発電を積極的に推進しています。
インドネシアでの地熱発電事業については、三菱商事や住友商事もすでに参入しており、経済成長に伴って電力需要が高まるなかで日本の大手商社などの参入が相次いでいます。
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