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黒田総裁「量・質とも次元の違う金融緩和」
4月4日 16時50分

日銀の黒田総裁は金融政策決定会合のあとの記者会見で、「2年で2%の物価目標は相当容易ならざることは事実だ。しかし、これまでのように少しずつ緩和を拡大するやり方ではデフレから脱却できない」と述べたうえで今回決定した大規模な金融緩和策について「量的にみても質的に見ても次元の違う金融緩和だ。戦力の逐次投入をせず、必要な政策をすべて講じた」と述べ、政策内容への自信を示しました。
また、黒田総裁は国債を大量に買い入れることで生じうる経済全体への悪影響について、「中央銀行として十分議論はしているが、現在、長期金利が上昇するとか、資産バブルが起きるといった懸念は持っていない」と述べ、国債の大規模な買入れによるいわゆる「副作用」の可能性は現時点では低いという認識を示しました。

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