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02-04 Webアプリケーションへの変換(オススメ)

 前章でWebサーバ・サイトの構築が終わり、Webアプリケーションの開発ができる状態になりました。と、大抵のドキュメントではwwwroot直下にページを作成するケースが多いですが、ちょっと待った!。wwwroot直下で動く事を前提としてWebアプリの開発をすると、それは1サーバ1サイト1Webアプリとなる事を意味します。
(1つのWebサーバで複数サイトを作る事も可能ですが、2つ目以降のサイトは80ポート以外を割り当てねばならず、FW設定などに影響が出ます)

 ひと手間かかりますが、1サーバ1サイト複数Webアプリが可能となるよう、『アプリケーションへの変換』の技を覚えておきましょう。

 まず、IIS7.5をインストールすると、以下のように既定ではC:\にinetpubフォルダが作成されます。
02-04-11
既定では、「C:\inetpub\logs\LogFiles\W3SVC1」配下にアクセスログが格納され、「C:\inetpub\wwwroot」配下がWebコンテンツを配置するフォルダになります。

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この「C:\inetpub\wwwroot」の下にフォルダを作成します。
ここでは、「App1」を作成します。

続いて、「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」を開き、
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「App1」フォルダを選択

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右クリックで「アプリケーションへの変換」を選択

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「OK」をクリック

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アプリケーションに変換されると、アイコン画像がフォルダから地球儀マークに変わります。

続いて、「App1」の中の「ASP」を選択し、
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「機能を開く」リンクをクリック

02-04-18-1
初期値は「Default Web Site」の内容が踏襲されます。
「App1」用の設定をここで入れてください。

※この形にすれば、セッション管理の異なる2つのWebアプリケーションが、1つのサイトに展開できます。
 cookiesも別々に管理できる形となります。
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テーマ : Windows
ジャンル : コンピュータ

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プロフィール

Author:ClassicASPを愛する男
 1999年に仕事上でASPに出会って以来、もう10年以上、Classic ASPに関する開発をやっています。今の仕事も、社内SEとして、Classic ASPを用いてイントラ向けWebサイトの作成を担当。

もう、他の言語には乗り換えられない。

 コボラーがコボラーであり続けられるように、きっと私もClassicASPで定年を迎えられる。と期待したい。たぶん無理だけど(笑)

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