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大河「八重」に続け? マイナー英雄を主人公に 岡山「財政再建」立役者の山田方谷PR
2013.4.4 10:36
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築城の名手として知られる初代津藩主、藤堂高虎を主人公にと立ち上がった市民団体には、三重、滋賀、愛媛県の4市町が協力。1月には、鈴木英敬三重県知事や各市町の首長ら総勢32人で松本会長を訪ね、8回目の要望を行った。
●経済効果に期待
自治体が大河ドラマ誘致を進める背景には経済効果への期待がある。日銀高知支店によると、平成22年放送の「龍馬伝」では高知県に535億円の経済波及効果があった。県によると、同年の観光客数は例年を120万人も上回る過去最多の435万人だった。
歴代最低の平均視聴率だった24年放送の「平清盛」でさえ、兵庫県に193億円の経済波及効果(兵庫県立大政策科学研究所の推計)があったという。
今年放送の「八重の桜」では、新島八重の出生地、福島で観光の復活を熱望する声が高まっており、日銀福島支店は「観光客が震災前まで回復すれば、経済効果額は650億円にものぼる」と期待している。
NHKによると、自治体や観光協会などから大河化の要望を受けている歴史上の人物は現在30人あまり。ただ、広報担当者は「要望は参考にするが、その中から決めるわけではない」と話している。
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