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大河「八重」に続け? マイナー英雄を主人公に 岡山「財政再建」立役者の山田方谷PR
2013.4.4 10:36
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江戸末期、借金まみれの備中松山藩(岡山県高梁市)を財政改革で立て直した陽明学者、山田方谷(ほうこく、1805-1877)のNHK大河ドラマ化を目指す動きが地元、岡山を中心に広がっている。既にドラマ化された偉人に比べるとマイナーな存在だが、今年放送の「八重の桜」で、あまり知られていない同志社大創設者・新島襄の妻、八重にスポットが当たったことが追い風に。「わが町の英雄も大河に」と全国の自治体が熱を帯びている。
●「岡山に初の大河を」
方谷のドラマ化を目指す実行委員会が、100万人の署名を目指して活動を始めたところ、わずか2カ月で23万人分が集まった。行政機関の厳しい財政事情が問題となる中、関係者は「『財政再建』というテーマが今の日本にぴったり」と語る。
高梁市の近藤隆則市長が「方谷の功績を広め観光にもつなげたい」と大河ドラマ化の夢を語ったのがきっかけで活動が広がり、伊原木隆太岡山県知事もNHKの松本正之会長に直談判するなど積極的に誘致活動を展開。「岡山を舞台にした初の大河ドラマを実現したい」と意気込む。
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