<西武2-6ソフトバンク(3日)>ソフトバンクの迷走が止まらない。3日の西武戦は先発のルーキー・山中が4回途中でKOされれば、打線はまたも機能せず、ついにドロ沼の4連敗で最下位に転落だ。不振のペーニャに代わって4番に起用された新助っ人ラヘアは来日1号を放つなど気を吐いたが、他の打者がチャンスをつなげず、せっかくの活躍を生かせなかった。鷹の“春眠”は一体いつまで続くのか…。
オープン戦で結果を残し、先発ローテーションの座を勝ち取った期待のルーキー・山中は初回は三者凡退と順調なスタートを切った。ところが2回、先頭のオーティズに中前打を許すと、途端にリズムを崩す。一人置いて浅村に再び中前打で一死一、二塁から同じ新人の金子に高めに浮いた直球を強振された。打球は三塁打となり2点の先制を許した。
鷹軍期待のサブマリンは4回にも先頭のオーティズに二塁打を許すと、ヘルマンの内野安打や犠打などで一死二、三塁とし、ここでベンチから屈辱の降板指令。2番手の山本は交代直後、金子に1号3ランを許し、これで完全に流れを決められた。
山中は「緊張はあまりなかったが、ランナーが出てから自分のペースで投げることができなくなってしまいました」と肩を落とした。オープン戦では、走者を出してからの投球が課題とされていた。それを克服できないままマウンドに上がり、厳しいプロの洗礼を浴びた。
打線もこの日はちぐはぐさがめだった。秋山監督はチャンスで凡退を繰り返していたペーニャを6番降格。代わってラヘアを4番に据えた。すると新助っ人は4回に1号ソロを放ち、6回にも適時打をマークするなど期待に応える活躍を見せた。ところがこの日は他の打者がラヘアの前にチャンスをつくれなかった。
せっかくの来日初本塁打も空砲に終わり、鷹の新4番は「本塁打は個人的にうれしいけれど…。これからもっと打たなければいけない」と振り返った。
これでチームは4連敗。早くもパ・リーグの単独最下位だ。まだシーズンは始まったばかりとはいえ、早く“負のサイクル”から抜け出さないと、V奪回は絵に描いたモチになりかねない。
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