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力尽きた安楽「試合中に泣いたのも初めて」
2013年04月04日 11時01分

<第85回センバツ高校野球・決勝(3日)>浦和学院(埼玉)17-1済美(愛媛)

 甲子園を沸かせたMAX152キロ右腕で済美のエース・安楽が決勝戦で華々しく散った。

 準決勝までの全4試合完投で663球を投げていた右腕は、疲労で悲鳴を上げていた。この日は試練の自身初の3連投。持ち前の粘りの投球で4回までは2安打無失点で切り抜けたが、直球は130キロに満たず、5回に浦和学院打線に餌食にされた。8長短打の集中砲火を浴びて大量7失点。

「今日のストレートでは通用しないんじゃないかと思った。スピードガンの表示を見たら(直球が)122キロとかだったんで…」と試合中に弱気の虫まで出てしまったという。安楽は何とか「ギアを上げよう思ってもできなかった」と志願して続投したが6回も2失点。結局、この回まで109球の熱投も実らず、12安打9失点で悔し涙を流しながら降板した。

 試合後は「自分が自分じゃなかった。腕も振れてなくて、ボールが垂れてきていた。1イニングで7点取られたのも、試合中に泣いたのも初めてです」と唇をかんだ。

 上甲監督は「一番心配していた安楽の疲労面が出てしまい、5回は集中力が欠けていた。そのミスを逃さない浦和学院はさすがです」と、敗者の弁を淡々と語った。

 安楽は「抑えられなかったのは自分の力不足です」と、最後まで3連投などの疲労を言い訳にはしなかった。「甲子園で3連投するつらさも分かった。真っすぐと横の変化だけでは通用しない。もっと球数を減らして、縦の変化球を習得したい。甲子園はまだ3度チャンスがある。監督さんを何とか胴上げしたい」。2年生エースはこの日の屈辱をバネに自分を鍛え直し、夏にリベンジするつもりだ。




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