テレビ朝日の前田有紀アナウンサー(32)が31日の「やべっちF.C.」の生放送をもって同社を退社した。最後のコーナーでは自ら書いた手紙を取り出し「私はサッカーを通じて生き方や考え方を大きく変えることができました」と涙ながらに読み上げた。「こんな日に結婚をかぶせてすみませんでした」とナインティナインの矢部浩之(41)が謝るなか、Jリーグの大東和美チェアマン(64)がサプライズ出演で卒業証書を手渡すなど、温かい空気に包まれて最後の仕事を終えた。
前田アナは前日30日のも精力的に仕事をこなした。午後3時開始のJリーグ「川崎―甲府」(等々力)と同7時開始の「横浜M―FC東京」をダブルヘッダー取材。川崎サポーターから「前田コール」で送られるシーンもあり、関係者から別れを惜しむ声が続出した。
ただ、前田アナからは気になる言葉も。「実は、3月で辞めると決めた時に周りの人からは『慰留されるよ』と聞かされていたんですが、実際は会社のほうからほとんど慰留されなかったんです。むしろ、これからも頑張れって応援される感じだったんですけど、ちょっと寂しいというか何と言うか…」。こう本紙に語ると「結局、有給(休暇)もほとんど消化できないままでした」と苦笑いだった。
サッカー界では絶大な人気を誇ったが、世代交代を図りたいテレ朝としては前田アナよりも若い竹内由恵アナ(27)らの起用に傾いた。現場からは「正直、前田に抜けられるのは痛い。できれば6月の(W杯最終予選)オーストラリア戦(の番組)に出てほしいと思うくらい」との声もあるが、上層部は慰留しなかった。
今後は、予定通り英国に留学するという。だが番組の最後に矢部から「前田さんはバスケも好きだということなので」とバスケットボールがプレゼントされたように、交際中といわれるプロバスケ選手の田臥勇太(32=リンク栃木)との結婚の可能性も消えない…。
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