今日はゴールが生まれなかったが、クオリティーの高いサッカーを見せられたと思う。われわれには2つの顔が出た。前半は混乱し、相手にスペースを与えてしまって攻撃されたが、後半はわれわれが望むサッカーをできた。しかし決定力という部分でボールをネットに突き刺すことができなかった。ドローはまあまあの結果だと思う。
前半を見て、中盤でつくり切れていなかった。安定してパスを供給する選手がほしかったので、ダニルソンとのダブルボランチを組ませた。これで安定した。
得点を決められずに済んだが、最後のPKは頭にピストルをつきつけられるようなものだった。PKは隼磨の手に当たるアクシデントだが、サッカーではそういうことは起こる。レフェリーに対して言い訳はしたくないし、ある程度は運、ラッキーはあった。ただドローは双方に良い結果だった。内容的には結果がどちらかに転ぶのはアンフェアだと思う。最後の10秒でPKを与えられるのは、どんな監督でもフラストレーションがたまるものだ。
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